「天皇陛下がおっしゃたのだから」
この文句を良く見聞きするんだけど、なんか違うんだよね。
現在でも生きている大日本帝国憲法の時点では、「主権」という概念がありません。
これがどうしてもあると言いたい人が多いんです。
日本国憲法が有効だと言い張る人たちです。
憲法は本来不文法の「法」ですから、この「法」と矛盾する日本国憲法は憲法ではない。
大日本帝国憲法は不文法を「文字化して一部を投影したもの」だから憲法です。
これは当時としては常識だったんじゃないかと思う。
大東亜戦争の時に軍部の官僚が天皇陛下を利用して「天皇がおっしゃったのだから」のような理由で戦争を正当化したとか。そういうのとダブるんですよ。
これは天皇主権説という立場の論法ですね。
美濃部達吉などが天皇機関説を唱えて、この主権説と対立していましたが、美濃部が主張しようがしまいが、もともと天皇機関説ですよ。
天皇と云えども国体の下にあるわけで、天皇が国体の上に立つことはない。
美濃部らはGHQの苛烈な占領統治と自己保身のために寝返ってるんですね。
無理矢理こじつけて、自分たちの主張したことは引っ込めずに、変な論理を組み立てて 、GHQ製の日本国憲法が有効であると主張し始めることになります。
その流れで、今、多くの大学で教える憲法学は、わざわざわかりにくい論理を構成してます。
憲法を国体的要素と政体的要素に分けて、国体的要素では天皇主権を唱え、政体的要素では国民主権を唱えるなんていう馬鹿なことをやるわけです。
国体も政体もはっきり分けることができないのに、分けられることを前提にした論理。インチキですね。
当時の状況は過酷だったから、仕方なくGHQの言うことを聞いたということがあって、それについては情状酌量の余地があるとしても、その後、形の上では独立を回復したわけだから、自らの間違いを正すくらいのことはしても良かったはず。
日本国憲法無効宣言をするだけで済むのに。(無効ということは、元々憲法として効力がないということ)
間違ったらそれを認めて謝る。
それができない大人は子供の教育はできませんよ。
そんなのが東大で学生に学問を教えるわけですよ。
これじゃ教育そのものが成り立ちませんね。
間違ったときは正す。たとえそれが天皇でもそれが必要でしょ。臣民の責任です。
間違ったことを知っていながら、それをやらないわけです。この学者たちは。
こういう人たちは「反天皇だと思われるとまずいから」と「GHQの意向に従わないとまずいから」という理由で、ずっと嘘をついてるわけです。そして、それと似たような「反天皇だと左翼扱いされるから」と「戦後の生活=自分の生活を、そのままダラダラ続けたいから」という理由で、「天皇がおっしゃたのだから」と天皇の権威を利用してるわけです。
小沢一郎氏の「天皇の政治利用」に憤りを感じて批判をしながら、自分も天皇の権威を利用して「いい子 」のフリをするという、卑怯というかなんというか、どうしようもない精神です。そんな精神だから、寝返った学者たちの説を振り回すんでしょうね。
そんな年寄りはそのうちいなくなるのだから、残った若い人たちは、そういうみっともない日本人にならないようにして、本当の日本復興の力になって欲しいと思います。間違っても似非尊皇愛国風味の大人にはなるな!
昨日は家に帰ってから、一心不乱にギター作りをしていました。
表板を貼って、ブリッジの位置を決めて、だいぶ完成形が見えてきました。
細かなやるべき事はまだたくさんありますが。
Paul Reed Smith と Ovationを足して2で割ったようなギター。
ここに来るまでの間にも数多くの失敗をしています。この後もたくさん失敗をするんだろうと思いますが。
完成が近づくと焦りが出ます。
僕の場合は焦ると確実に失敗します。
物を作るというのは、自分を見つめる時間を持つ事かなって思う毎日です。これが楽しいんだなー。






