よくもぬけぬけとこんなことが書けるものだと思う文章です。
憲法普及会議なるものが、日本国憲法を普及するために、国の予算を使いGHQの後押しの下、大々的に宣伝した文章です。
こちらから。
http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/05/141/141tx.html
新しい日本のために――発刊のことば
古い日本は影をひそめて、新しい日本が誕生した。生れかわつた日本には新しい国の歩み方と明るい幸福な生活の標準とがなくてはならない。これを定めたものが新憲法である。
日本国民がお互いに人格を尊重すること。民主主義を正しく実行すること。平和を愛する精神をもつて世界の諸国と交りをあつくすること。
新憲法にもられたこれらのことは、すべて新日本の生きる道であり、また人間として生きがいのある生活をいとなむための根本精神でもある。まことに新憲法は、日本人の進むべき大道をさし示したものであつて、われわれの日常生活の指針であり、日本国民の理想と抱負とをおりこんだ立派な法典である。
わが国が生れかわつてよい国となるには、ぜひとも新憲法がわれわれの血となり、肉となるように、その精神をいかしてゆかなければならない。実行がともなわない憲法は死んだ文章にすぎないのである。
新憲法が大たん率直に「われわれはもう戦争をしない」と宣言したことは、人類の高い理想をいいあらわしたものであつて、平和世界の建設こそ日本が再生する唯一の途である。今後われわれは平和の旗をかかげて、民主主義のいしずえの上に、文化の香り高い祖国を築きあげてゆかなければならない。
新憲法の施行に際し、本会がこの冊子を刊行したのもこの主旨からである。
昭和二十二年五月三日 憲法普及会会長 芦田 均
マッカーサー草案を下敷きにして、英文で書かれたものを翻訳したと言われる日本国憲法。
純粋な国内行為である憲法制定に外国の関与があったというだけで無効です。
日本国憲法に関してはいろいろな立場があります。
- 変えてはならないという護憲という立場。
- 一部または全部を改正しなければならないという改憲という立場(自主憲法制定という主張もこの範中)。
- 無効であるという立場(全面的に否定するもの)。
- 憲法としては無効だけれど法体系に制限付きで有効性を認めて組み込むという立場。
1と2は立法論的な対立軸でしょうか。どちらも日本国憲法が有効であるというのが前提です。
そういう意味では1と2は3と4に対立する考え方です。立法論と効力論の対立です。
さらに3は全面的に無効であるという主張なので、4の制限付きで有効性を認めるという立場と対立する部分があります。
3と4は過去の憲法審査会などで、ほぼ無視される形で議論されてきているので、ほとんどの日本人が知らない。
知らないので憲法の議論になると、護憲か改憲かという立場だけが表に出てきます。
ここに誤摩化しがあるんですね。
ポツダム宣言を受諾した時点で日本に求められていたのは「民主的傾向の復活」でした。「復活」というからには、以前にも「民主的傾向」があったわけです。おそらく軍部官僚が戦争を推し進めたことの問題点を指摘するものと思われます。それがいざ占領が始まるとGHQを主体とした極東委員会によって 「新しい憲法」を作ろうという話になり、極東委員会が主導する形で新憲法の策定作業が行われます。日本が降伏した時点では誰もが新しい憲法を作らされるとは思っていなかった。この部分がよく言われる「押しつけ憲法」であるというものです。
「押しつけ憲法」だから、2の(一部または全部を)改正する、3の無効であるという主張が出てきました。押しつけは嫌だという情緒的な反応がほとんどです。
ここで問題となるのが上の憲法普及会議です。
GHQの後押しで活動した普及会議ですから、これはGHQの意向なわけです。政治家、官僚、メディアが総出で日本国民を騙すための活動です。「古い日本は良くなかったけど新しい日本は良い」という宣伝を大々的に行うわけです。
鳥は生まれたときに最初にエサをくれた者を親だと思うそうです。戦争が終わって65年。今80歳の人もその時点では憲法のことを学んだ人なんかはほとんどいなかったでしょう。そういう日本人たちにとっては、GHQ製の憲法を親だと勘違いしている可能性があります。
この憲法普及会議は日本国憲法を普及されるのが目的ですから、上の例で言えば1の護憲派なわけです。
新憲法について帝国議会で審議が行われているときに唯一反対したのは共産党でした。
後に保守合同で自民党ができますが、そのメンバーは反対するどころか日本国憲法の普及に携わる者も大勢いました。保守合同と言いながら、外国製憲法の普及を目的とした護憲派としてスタート切ったことになります。古い日本は悪い新しい日本は良いを一生懸命宣伝したわけです。外国の勢力の手先となって。
そういう経緯を考えると、1と2は同じ穴の狢。
日本会議のような保守系団体と言われている団体も、この憲法普及会議の一派のようです。だから彼らは日本国憲法を改正しろとは言うけれど無効だとは言わない。自民党の別働隊みたいなもの。
外国の勢力の手先となって、外国製の憲法を無理矢理普及させ、人々を長い間欺き続けた団体を保守団体と呼びますか?
売国団体と呼ぶんじゃないの?
売国が嫌なら、対米隷属、対米従属とでも呼べばいいでしょうか?
法体系には階層構造があります。
大雑把に書けば、不文法>成分憲法>法律 という階層です。
不文法は長い時間をかけて私たちの祖先が築き上げてきた規範群です。人を殺してはいけないとか、無闇やたらに異性の交渉してはならないとか、人の物を盗んではいけないとか、夜遅く女性が一人歩きをすると危ないよとか、そういう当たり前の規範と、天皇は男系継承であるとか、国語は日本語であるなどの国柄を含みます。これは特定の人間が無闇勝手に変えることができません。これを改正限界と言いますが、この改正限界を覆してしまったのが日本国憲法というモノです。
ほとんどの日本人が正統な憲法を学校で学んでいません。憲法普及会議は国を挙げて私たちを欺く目的の活動ですから、当然のように教育の現場もこれに従ったわけです。不文法から抽出したものを文字に表したのが大日本帝国憲法ですから、本来であればこちらを学ぶべきなんですが、学校ではまずこれを教えません。
幸い大日本帝国憲法をわかり易く解説してくれている人がいますので、そのリンクを載せておきます。http://ameblo.jp/sangreal333/
改正限界を越えて制定された日本国憲法。
これだけで無効なのですよ。元々無効。一度も憲法として有効性があったことがないという意味です。
憲法を制定するという行為の時点で無効なので当然です。 正統性も妥当性がない。
よく「もう60年以上通用していたのだから無効と言われても困る」という人がいます。
「通用」は「まかり通る」という意味であればその通り。
でもこの通用している部分は憲法として通用したとは言えるかというとそうではありません。
なぜか。
日本国憲法では戦争を終わらせることができません。
戦争を始める終わらせるという権利を持ってないから。
「交戦権」に含まれるこれらの権利を否定してるでしょ?
日本国憲法が交戦権を否定するのは当然です。サンフランシスコ講和条約締結前に公布されたわけですから、まだ占領が解けていない時期です。占領中に交戦権があったら占領に支障が出ます。
日本国憲法には講和権がありません。講和権がないからサンフランシスコ講和条約は締結できません。にも関わらず講和条約を締結しているということは、この時点で日本国憲法は通用していない。
さらに戦後朝鮮戦争が勃発した際に、日本は米国の指示で警察予備隊として再軍備をしていますね。海上保安庁(元帝国海軍)が機雷の掃海作戦に参加しています(参戦しています)。
日本国憲法の中で「戦力を持たない」あるいは「国際紛争のために戦争はしない」と謳っているにも関わらず守っていない。しかも、米国の指示でやっている。
憲法として通用していません。
実効性がない。
憲法としてではなく通用していると言えるかもしれません。
おかしなこともたくさん書かれています。
前文にこう書かれています。
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
日本国憲法を審議したのは帝国議会なので国会の代表者を通じて行動したわけではない。この時点ではまだ占領中だったので主権はマッカーサーのものであって、日本国民にはありません。嘘が書いてありますよね。今まで一度も国民に主権があったことはありません。国民に主権などがないから、国会と官僚が好き勝手にできるんでしょ?消費税に反対だと言っても消費税が上がるし、TPPに反対だと言っても外国に行ってTPP参加を表明してしまう。国民に主権はないでしょ?(ちなみに主権そのものが日本にはないので今後もない。革命が起きない限り=これは共産党の狙い)
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
日本国民の総意を確認したことは一度もありませんよね。嘘が書いてありますね。それとも願望でしょうか?
第二条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
世襲としか書かれてないので、男系継承でも女系継承でも良さそうです。紛らわしいですね。いらぬ論争の種です。
第四条 天皇は、この憲決の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
これでは統治者としての天皇はいないことになります。象徴天皇というはこういうことを言うんだなと思える部分。そうなると日本は立憲君主制国家ではないということになります。東大の法学の教授が日本は「立憲民主制」の国であると講義で話していますね。
挙げ始めるとキリがありません。
憲法としての正統性も妥当性もない。
憲法としての実効性もない。
憲法ではないということです。
憲法ではないなら何かと聞かれたら、これは講和条約だと答えるが妥当です。日本国憲法が公布された時は英語版と日本語版が同時に官報に載りました。これは国際条約の形式じゃないですか。条約だから外国にケチをつけられるんですね。内政干渉だって突っぱねられない。日米間の条約だと思って読むと日本国憲法がよくわかりますよ。やってみてください。
同時に大日本帝国憲法が不文法を反映した憲法だと思って読むとよくわかります。これもやってみてください。
憲法ではないものを憲法であると強弁する。
いつまで嘘をつき続けるのでしょうか?
これまで騙し続けてきた、あるいはこれからも騙し続けようとしている反日日本人にどう対処しましょうか?
子供に聞かれたら、「憲法じゃないけど憲法なんだよ」って説明する?
あるいは「憲法じゃないからどうでもいい」って説明する?
あるいは「憲法だけど守らなくてもいい」って説明する?
どれもいかがわしいですね。
日本人は欧米に追いつけ追い越せで努力してきました。
みなさんご存知のように日本は独立国の体をなしていません。日本銀行の出資者の40%は誰だかわからない、米国債を自由に売れない、米軍がいないと国防もできない、尖閣諸島や日本海の油田やメタンハイドレードも自由に採掘できない、奪われた領土も取り返せなければ領土を侵犯されても何もできない、日本の領域内に日本が自由にできない領空が存在する(米軍が優先される)。
日本銀行の出資者については不明ですが、その他の点ではすべて対米従属の結果です。日中、日韓、日露が緊張状態であるのも、米国が仕組んでること。孫崎享さんの著書を読むといいでしょう。
対米独立のために決意し努力する時ではないでしょうか?