自作ギター2号機の木工が終わりました。あとは塗装して最終的な調整をして部品を組み付けるだけ。
嬉しかったのでデザインの元になった本家PRS Custom 22と並べて記念撮影しました。

昨日は半日ほど、部品を借り組みして弾きながら一人反省会をしました。

反省点はたくさんあります。

主要なものを挙げると、

  1. ブレーシングが太くて重かったかもしれない。ボディーの鳴りがあまりありません。
  2. 1と合わせて、表板と側板の厚みをもう少し落とした方が良かった。これは塗装前に多少は対処できます。
  3. ボディーの共鳴システム(ブリッジ裏とボディーの裏を金属パイプで接続するもの)の効果がないような気がする。
  4. 側板の曲げ加工が下手。
  5. バインディングの溝がキレイに掘れていない。
  6. ジャンクギターから外したピエゾピックアップを取り付ける場所が望ましくないので音が小さい。
  7. 裏板を接着するときに配線を痛めたかもしれない。ノイズとおかしな音の出方がする。
  8. ボディーの形が少しいびつ。これはモールドが丁寧に作られていなかったことと、側板の曲げ加工が下手だったことが原因。
  9. インレイなどの細工部分の加工がちょっと雑。
これらの反省点を踏まえて、次回作では失敗を繰り返さないようにしようと思います。
次にこれと似たようなギターを作るときは、オーソドックスなアコースティックギターの構造にしようと思います。心配しているのはネックの接合部の強度ぐらいなので、ヒールブロックの形や接合部の形を工夫して接着面積を稼いで、ボルトによる補強はやめようと思います。
ブレーシングはもっと細く軽くしてレイアウトを工夫します。
今回はボディーにパーフリングを貼れなかったので、次回はパーフリングとバインディングを貼りたいと思います。自作のカッターの切れ味を良くする工夫も必要です。
モールドは今回よりももっと精度の高いものを作って、ボディーの歪みがないように側板曲げ加工をしてスッキリした外観にしたいと思います。
ピックアップを付けるとしたら、今度は少し品質の高いものを買って使おうと思います。
マホガニーの側板をこの形状に曲げるのは、まだ自信がないので、次はもう少し曲げ易い材料を使おうと思います。
ボディーの裏板の湾曲が控えめだったので、次回はもっと膨らんだ形状にしようと思います。
半日弾いてみて、音はあまり良くはないけれど、弾き易さは抜群だと思いました。今まで弾いたことのあるどのアコースティックギターよりも、速いフレーズなどが弾き易い。夜の練習用ギターとして作りはじめたわけですが、弾き易さだけを取れば、その目的にぴったりのギターだと思います。
調べてみたらGodinなどはテレキャスターの形をしたアコースティックギターを開発していて、ボディーの鳴りを良くするための工夫をしています。小さなボディーで豊かな音を出したいという狙いはこのギターと同じですが、こちらは見事に失敗でした。
前にも書いたかもしれませんが、僕は自分が弾くギターは弾き易さを重要視していますから、もう少しこの弾き易い形状のギターに拘ってみたいと思います。音量は控えめだけれど弾き易く豊かな響きのギターというのがゴールです。
せっかく時間をかけてモノ作りをするわけですから、実用に供して、長く使えて、鑑賞にも耐えられるモノを作れるようになりたいと思います。
刃物を研ぐなどして道具をしっかり準備することも大事です。やればやっただけの結果が出るのですから、しっかり準備するに越したことはありません。
失敗することが多いものの、少しづつ何かが上手くできるようになる嬉しさ。職業ではないので、毎日少しづつっていうペースが案外いいかもしれません。先を急がず先を見て、時には焦る自分をなだめて、じっくり落ち着いて、その時その時を楽しんでやる。それがいいと思う。思っても出来ない事の方が多いんですけどね。

ギター制作記はこちら。http://wp.me/PKQj5-qy