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#10 Light Weight Custom Guitar p.11

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Skeleton_1_224 ペグとブリッジを仮に取り付けて弦を張り、ピックアップの位置を決めます。
 Skeleton_1_225 位置が決まったら取り付け用の穴を開けます。
 Skeleton_1_226 この日はここまで。この後、ペグの固定、電気部品の配線と取り付け、ブリッジの取り付け、フレットの擦り合わせ、指板の掃除、弦を張ってオクターブ調整などを経て完成です。
 Skeleton_1_227 ネックが角度をつけて仕込まれていないので、ブリッジ側のピックアップのエスカッションが高いの削らなければなりません。
Skeleton_1_228 ペグとピックアップが着くと、グンと重くなります。ピックアップホールを彫るときに四隅に電動ドリルを使って穴を開けた以外は、全部手道具で加工しました。やればできるもんだなと思いましたが、手間のかかる加工があって難しかったです。気に入らないところも多々ありますが、それは技術が未熟なため。技術は一気に向上しませんが、楽しくやれているので、そのうち上手くやれるようになるでしょう。(2013/03/08記)
 Skeleton_1_229 ブリッジ側のピックアップのエスカッションの高さを調整します。6mm〜8mmくらいになるまで、サンドペーパーでゴシゴシ。
 Skeleton_1_230 ちょうどいい高さになりました。
 Skeleton_1_231 ペグを止めるネジの下穴を開けます。この時は気づきませんでした。恥ずかしい話ですが、ぼんやりしてたんでしょうか、一箇所貫通させてしまいました。どうも完成間近になると気が緩むのか焦るのか、失敗をしがちです。
 Skeleton_1_232 ペグをしっかり固定します。ステンレスのネジを使いました。
 Skeleton_1_233 ブリッジにアース線をハンダ付けしました。あまりやりたくありませんでしたが、ブリッジに穴を開けて表裏からハンダを流し込みました。
 Skeleton_1_234 配線です。この作業に関しては、苦手意識がすさまじいです。たいていDiMarzio社のホームページにある配線集を見ながらやっています。

以前、4号機に使った35年物のDimarzioピックアップのリード線が区別できなくて問い合わせたことがありますが、返事はすぐに来ました。非常にぶっきらぼうに「これを見な!」ってな感じで配線図の画像がメールに添付されていましたが、対応が速いのには感心しました。

ちなみに僕は大のDimarzioファンです。思い込みや想い出で作られた心情なのかもしれませんが、Les PaulにPAFという組み合わせがたまらなく好きです。今でも古いPAFを乗せた古いLes Paulは欲しいです。

 Skeleton_1_235 簡単な構成なので配線自体はそんなに時間がかかりませんでしたが、出音確認に手間取りました。アンプをつないでも音が出ない。配線の間違いだと思って、何度も確認しましたが、どう見ても配線は正しい。アンプとギターをつなぐシールドケーブルの接点不良で音が出なかっただけでした。
 Skeleton_1_236 メープルの薄板で作った蓋をしました。最初はピタっとハマっていましたが、若干反ったのか、少し浮きます。
 Skeleton_1_237 組み立て作業の最後の工程です。ナットを作ります。ネック側のナット溝は狭く作ってあるので、ここで溝の幅とナットの厚みを調整しながら、ピッタリとハマるようにします。今回はほとんどネック側の溝を鑿で削って調整しました。

ここは、

1.少し力を入れて押し込むとナットが溝の底にピタリと接して隙間がない

2.ナットをつまんで持ち上げるとギターが浮き上がるくらいに加工する

1が特に重要です。ナットを介して弦の振動がネックに伝わるので、ナットの底とネックが面接触するように丁寧に加工します。

Skeleton_1_238 今回は半割れ鉛筆を使って、ナットの形状を決めます。今までは指板に薄いステンレスの定規を置いて、指板の形状をナットに写し取っていましたが、今回は河野さんの製作記に載ってやり方でやってみようと思います。
 Skeleton_1_239 半割れ鉛筆はこうやって使います。ナットは0フレットでもあって、弦の高さは1フレットの高さと同じ位置になります。このやり方ならば1フレットの上面と同じ線をナットに写すことができます。
 Skeleton_1_240 一番内側の線がフレットの高さを写した線、一番外側の線がナットの外形になる線。
 Skeleton_1_241 ヤスリで削って成形します。ここは好みの形状にするだけ。
 Skeleton_1_242 専用のヤスリを使って弦溝を切ります。ネックが細いギターなので細目の弦を標準にしようと思います。
 Skeleton_1_243 ナット幅は42mmです。両端から3.5mmの位置に1弦と6弦が来て、1〜6弦は7mm間隔になります。カッターでなるべく正確に弦の位置に印を付けて、一番薄いフレットヤスリで少しだけ切れ目を入れてから、各弦の幅に合ったヤスリで溝を切っていきます。

所定の深さまで溝が切れたら、ヘッド側には少し傾斜をつけるように削ります。

ナット位置の弦の配置は上に書いた通りですが、これは飽くまでも僕の趣味なのですが、1弦のハイポジションでビブラートをかける際に、弦の可動範囲を広めに取るようにします。どういうことかというと、クラシックギターを弾く時のように、指板の長さ方向に指を振るわせるようにしてビブラートをかけるだけではなく、チョーキングをするように指板の長さ方向に対して垂直に指を動かしてビブラートをかけることもあります。通常、ナット位置で1弦の位置を指板の端から3.5mmにした場合、ネックのハイポジション側も指板の端から3.5mmの位置を1弦が通るように作られたギターが多いです。これが常識なのかもしれませんが、自分が弾くギターはこの常識に従いません。ハイポジションで1弦が通るのは指板の端から5mmくらいのところです。ハイポジションでは指板が少し幅広になっていることになります。

 Skeleton_1_244 弦溝が切れました。写真では溝の中に削りカスが残っていますが、この後掃除をして、鉛筆の芯を削った粉を溝につけて滑りを良くするようにします。

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