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#12 エレアコ p.01

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#13のマーチン000タイプと同時進行の新しいプロジェクトは2号機(PRSの形をしたエレアコ)のやり直しです。今回は突飛なことは極力せずに、一般的なエレアコの形式で作ります。

12_EleAco_1_001 ピックアップはLR BaggsのiBEAM Active Systemというものを使ってみます。ブリッジ裏に貼付けるピックアップから音を拾って、プリアンプの搭載されたエンドピンから出力するタイプです。取り付けやメンテナンスのために、裏板には蓋を付けることになります。(2013/01/28記)
 12_EleAco_1_002 材料が揃いました。今回もアイチ木材さんから購入しました。トップはシトカ・スプルース、サイドとバックはブビンガ、ネックは別途手に入れたホンジュラス・マホガニー、指板とブリッジはエボニー、ブレーシングとライニングはスプルースです。(2013/01/30記)
 12_EleAco_1_003 製作の準備を進めます。7号機を作る時にボディの型(内型)を作ったときに、切り抜いたベニア板をモールド(外型)に使います。こういう用途を考慮して、ボディの外形を維持して切り抜いておいたものです。ヤスリで内側を成形し、外側は内側から3cmになるように切り抜きました。9mmのベニアですが堅くて切り抜くの時間がかかります。使った道具は糸鋸です。アコースティックギターの製作は、このような準備に少し時間がかかります。
 12_EleAco_1_004 ベニア板を切り抜いた型にあわせて、12mm厚のMDFを切り抜きました。MDFはベニアより柔らかいので切り抜くのは比較的楽。小刀でも切れるので、成形するのも楽。内側のボディに接する面は2枚の型をぴったり同じ形にします。ここだけは丁寧に加工しなければなりません。1mmも違えば出来上がったボディが歪んで見えます。直線や直角といった形状に関しては、人間の目というのは敏感です。
 12_EleAco_1_005 20mm厚のファルカタ材を下駄のようにベニア板の型とMDF板の型の間に挟んで木工ボンドで接着。この後、お尻の部分と首の部分を補強も兼ねてボルトで止めます。スプールクランプを通す穴を開けるかどうかは決めかねています。ボディが薄いのでスプールクランプで固定する場合に、たくさん蝶ネジを回さないといけませんから、スプールクランプを使わない方がいいように思います。これでモールドの厚みは41mm。モールドの厚みは作るギターの厚みの75%程度あれば良いと思います。今回作るギターは一番厚い部分で55mmになるようにする予定ですので、これでだいたい75%です。セミアコやフルアコの形式のものを作る場合は、ちょっとこれでは厚いかもしれません。(2013/02/09記)
 12_EleAco_1_006 ボンドが硬化したので最終成形です。ボディに接する内側が直角になっているかを確認しながら成形していきます。ここが正しい形状になっていないとボディが歪んでしまいますから、丁寧にやります。
 12_EleAco_1_007 左右を合わせて、ボルトで固定。これで完成。今回はスプールクランプを使わない予定なので、スプールクランプの軸を通す穴は開けません。(2013/02/10記)
 12_EleAco_1_008 ネックを作り始めます。いきなり登場したプロトラクターという計測具。分度器です。ネックのヘッドの角度を15度にしますが、一枚の板を15度に切って貼り合わせてヘッドを作ります。
 12_EleAco_1_009 15度の角度で線をひいて、そこを切ります。ウクレレ作りで一度だけこの加工をしましたが、真っ直ぐ切れる自信がありません。
 12_EleAco_1_010 そして実際に真っ直ぐ切れません。少し曲がりました。
 12_EleAco_1_011 切った2枚を重ねて切断面の角度を合わせます。
 12_EleAco_1_012  鉋で数分削って面が合ったところ。
 12_EleAco_1_013 こういう風に合わせて接着することで15度角度のついたヘッドができるわけです。
 12_EleAco_1_014 ヘッドには突き板を貼ります。突き板を貼った状態で最終的に15mmほどの厚みにするので、突き板を貼る前の状態では13mmほどに削っておきます。
 12_EleAco_1_015 そして接着。ボンドが滑ってクランプがかけにくいです。今回は板に長い方の板をクランプで固定して、ヘッドの方を押し込むようにしてクランプしました。(2013/02/17記)
 12_EleAco_1_016 なんとか綺麗にくっつきました。写真は少し鉋を当ててからサンドペーパーでならした状態です。

接着前に鉋で削ったときに手が滑って両端を少し削ってしまって空いていますが、ネックとして使う部分にしっかり接着できています。

 12_EleAco_1_017 角度はこれくらい。接着前に気が変わって15度から16度に角度を変更しました。
 12_EleAco_1_018 最終的な長さにネックを切って・・・
 12_EleAco_1_019 トラスロッドを埋める溝やナットを取り付ける部分、ネックの形状を製図から写しました。今回も基本は手道具だけで作ろうと思っていますが、トラスロッドの溝を彫るのは、綺麗彫ろうとするとけっこう難しいので緊張します。(2013/02/18記)

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