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だいたい目止めができました。まだほんの少し凹んでいる箇所がありますが、塗り重ねを始めます。 |
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3回ほどシェラックを塗り重ねて、オイル研ぎした状態。だいぶテカテカしてきました。ここまでは2ポンドカットのシェラック溶液を塗っていましたが、ここからは1ポンドカットに切り替えます。 |
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今回は表板は薄塗りにしようと思います。もう少し塗り重ねたら研いで仕上げます。 |
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ヘッドはこの状態。だいぶ透明感が出てきて、もう少し塗り重ねれば良さそうです。シェラックはラッカーと違って乾くのが速いので、塗り重ねる間隔は短いですが、その分忙しい感じがします。 |
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ブリッジを作ります。ブリッジ材を切り取って、厚みを変化させる箇所に切れ目を入れたところ。 |
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小刀で形を整えながら削っていきます。 |
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だいたい形ができました。 |
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軽くサンディングして拭いたブリッジをボディに乗せてみました。 弦長を測って置いてみたので、だいたいこの位置になります。 |
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サドルを差し込む溝を彫ります。白引で溝の両側の線を入れ、その間を鑿で彫ります。幅はサドルの厚みピッタリに、底面は平らに。これがなかなか難しいです。 |
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サドルが入りました。硬くて抜けません。 |
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ブリッジピンを差し込む穴を開けました。差し込んだ時にブリッジピンのブリッジの底面にくるあたりの太さが5mmでしたので、ここでは5mmの錐で穴を開けています。穴の入り口は10mm/45度の面取り用の錐で面取りしました。 |
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ブリッジピンがちょうどいいところまでハマるように、リーマーで穴を広げます。これがなかなか神経を使います。ユルいとブリッジピンが弦に引っ張られて抜けてしまうし、キツいと奥までブリッジピンが差し込めず見た目が悪い。写真のように、ちょうどいいところまで広げられた穴を開けたときのリーマーの位置にテープを貼って、他の穴も同じ位置まで穴を広げました。 |
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穴を広げる加工が終わって、ブリッジピンを差し込んだところ。 これでブリッジの加工はほぼ終わり。ボディに接着する時に底面を平らにしてボディに密着するように削るだけです。これでほぼ木工は終了です。(2013/08/04記) |
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マホガニーのネックは容易に目止めできます。まだ研いでいませんが、シェラックを塗り重ねていくだけでツルツルになってきます。(2013/08/06記) |
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これを忘れていました。ピックガード。ロゼットの一番外側の円と同じ大きさの円をサークルカッターで切り取った薄い木材をテンプレートにして、ピックガードの形状を決めます。 |
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薄いプラスチック製のピックガードはカッターで何度か切り込みを入れるだけで切れます。弦を張る直前に仕上げようと思います。 |
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ヘッドは仕上げに入りました。 |
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ボディの表側も仕上げに入りました。ピックガードとブリッジは置いてあるだけです。(2013/08/07記) |
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そろそろ仕上げをと思っていましたが、どうしても我慢できない箇所がありました。赤い円でかこった箇所は浅い傷がついてしまったところ。塗装中につけたものだと思います。幸いサンディングで消せそうです。青い円でかこった箇所は表板が欠けているのに気づかずにシェラックを塗り重ねて汚くなったしまったところ。 |
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表板の塗装を一旦剥がして修正します。 |
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2つ前の写真の青い円でかこった箇所です。表板の欠けている箇所を修正しました。うーん、あまり上手くないかな。 |
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バインディングとパーフリングが塗装中に汚れていたので、全体的に軽くサンディングして綺麗にしました。パーフリングカッターでパーフリングの溝を切るときに、刃がひっかかってしまうと、写真の左の方に見えるように、表板とパーフリング間に隙間ができてしまいます。ヤスリで溝を綺麗にするときに注意していますが、それでも若干こういうところが残ります。塗装する前はよく見えなくて気づかないので、気づくのはいつもこの段階。 |
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5つ前の写真に近いところまで復帰しました。あと数日は塗って研いでの繰り返しを行ない仕上げに入っていきます。(2013/08/08記) |
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