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#13 Martin 000タイプ p.09

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13_Martin_000_1_175 前のページで切り取った指板材をバインディングとして接着します。こうするとフレットを打ち込んだときに、指板の側面からフレットの舌の部分が見えなくて綺麗です。(2013/07/29記)
13_Martin_000_1_176 一つ前の写真の状態から、クランプを外し、出っ張ったバインディング部分を削って、最終的な寸法に合わせた指板。次はフレットを打ち込みます。フレットワイヤーはバインディング部分を避けるために、両端の舌の部分をニッパーで切り取りヤスリで平らに削っておきます。また、指板のRよりも少し多めに曲げておきます。
13_Martin_000_1_177 両端をしっかり打ってから、真ん中を少しずつ打って、フレットワイヤー全体がぴったり指板に密着するようにします。指板に金槌が当たらないように保護する人が多いようですが、僕は保護しません。緊張感があります。
13_Martin_000_1_178 すべてのフレットを打ち終えました。フレットワイヤーを全部切って準備しておいてから一気に打ち込む人が多いように思いますが、僕は1本ずつ切って加工して打ちます。
13_Martin_000_1_179 指板からはみ出したフレットをダイヤモンドヤスリで削り取ります。写真のようにヤスリを傾けて削ってフレットの端が斜めになるようにします。
13_Martin_000_1_180 サイドポジションマークを埋めました。2mm径の白蝶貝のポジションマークです。ピンバイスに2mmの錐をつけて穴を開け、瞬間接着剤を穴の中に垂らして、ポジションマークを押し込み、サンディングペーパーで指板側面を削って、出っ張ったポジションマークを削り取る。そんな手順です。ポジションマークが真っ直ぐに並ぶように、マスキングテープを真っ直ぐに貼って、マークの位置に画鋲などで小さな穴を開け、その穴に錐を落とし込んで穴開けします。
13_Martin_000_1_181 オイルを塗って完成。フレットの擦り合わせはもっと後の方でやります。
13_Martin_000_1_182 ネックに指板を接着。中心とナット位置がズレないように注意します。
13_Martin_000_1_183 この部分が少し苦労しました。ネックに角度を付けて接合したので、平らなボディの表板に対して指板が斜めになっているので、ボディ前部を1mmほど削って凹ませて指板を落とし込み、さらに指板を少し曲げて接着しています。普段は、弦高を下げても高いフレットで弦がビビらないように、12Fから後ろのフレットを若干低くして傾斜するように削っていますが、 今回は指板自体を曲げて傾斜がついている状態なので、フレット側は高さを揃えてあります。(2013/07/30記)
13_Martin_000_1_184 指板が接着できました。
13_Martin_000_1_185 ネックの成形をしていきます。南京鉋で大雑把に削って・・・
13_Martin_000_1_186 小刀で調整します。
13_Martin_000_1_187 だいたい形になってきたところ。時間が遅かったので途中でおしまいにしました。もう少し小刀で成形したらサンディングして仕上げます。
13_Martin_000_1_188 フレットに定規を当てたところ。写真ではわかりにくいと思いますが、14フレットから20フレットに向かって指板を少し傾斜させています。これは弦高を下げても高音部で弦がビビらないようにするための処理ですが、弦の張力がかかってネックが起き上がってきたときに、適正なフレット高を維持するのも目的です。(2013/07/31記)
13_Martin_000_1_189 ネックの成形が終わりました。なかなかこの部分はいい格好になりません。エボニーでヒールキャップを作って接着しました。
13_Martin_000_1_190 ネックのヘッド裏部分。
13_Martin_000_1_191 ブリッジを残して木工が終わりました。白いスプルースの木肌が綺麗なのでクリアラッカーで塗装しようかと思いましたが、 今回はシェラックで塗装します。写真は2度薄めのシェラックを塗った後です。 
13_Martin_000_1_192 ボディの背面、側面、ネックはシェラックを塗った後で、パミス(軽石の微粉末)を使って目止めをします。ローズウッドの目止めは大変なので、フィラーを使おうかどうか悩みましたが、急ぐ仕事でもないので、のんびりやります。(2013/08/01記)
13_Martin_000_1_193 目止め作業中です。シェラックを塗って乾いたら、パミスとアルコールをつけた布で擦る。擦るときは円を描くように、あるいは木目に対して45度の角度で。何度かやってこの程度。縦に筋が見えると思いますが、これがなくなるまでやるとなるとけっこうな時間がかかります。
13_Martin_000_1_194 ボディの表板はいい色になってきました。ここはあまり濃い色にしたくないので、薄めの塗装にします。(2013/08/02記)

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