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#14 PRS Type Hollow body p.01

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10号機はまたまたPRS Custom 22Les Paulタイプです。歳とともにだんだんソフトな音が好みになってきました。聴く音楽もジャズやフュージョンばかり。たまににはハードロックも聴きますが、ちょっと聴いたらお腹いっぱい。

初めて買ったエレキギターはLes Paulタイプでした。確かAriaProの黒いLes Paul Custom。そこからストラトキャスターやGrecoのGoなんかを経て、またLes Paulタイプに戻って、そこでギターを弾くのをやめました。大学生の時でした。いつかレストアしようと思って解体したそのLes Paulは、力強い音で気に入ったギターの一本。

今回はPRS Custom 22Les Paulではありますが、ホローボディで多少自分のデザインを取り入れたギターになります。

8号機に続いて、今回も手道具だけで作ります。練習練習!

14_LesPul_001 材料が揃いました。ボディはトップがメープル、バックがアフリカンマホガニー 。ネックはメープルとパドウクの3ピースにしようと思っています。指板はエボニー。ホローボディにすると若干音が柔らかくなりますが、材料は硬めの音が出るようなものを選んで、アタックの強い音質を狙います。ボディトップは5号機と同じような赤で塗装します。パーツ類はすべて黒。黒い部品はちょっと高いですが、「赤と黒」という色にしたかったので、ちょっと無理しました。(2013/05/03記)
 14_LesPul_002  ネック材に直接製図します。
 14_LesPul_003 このメープルが堅い!過去にメープルネックを作ったことがありますが、こんなには堅くなかったです。糸鋸の刃がなかなか進みませんでした。
 14_LesPul_004 糸鋸は曲がっている部分だけ。その他は畦引き鋸を使ったりいろいろやりました。ある程度鋸の刃が入る直線部ができたら、中屋伝左衛門の両刃鋸で切ります。やっぱりこれが一番軽く切れる。
 14_LesPul_005 パドゥクの方は厚みがないからすぐ切れます。
 14_LesPul_006 ヘッドの耳の部分を残してネック材が切れました。
 14_LesPul_007 ヘッドの耳部分をパドゥクにして接着。ここでちょっと外出。喫茶店で休憩しながらなんとなく写真を見ていたら、間違いに気がつきました。補助線を切ってしまっていました。ボディに接合される側の指板が接着される面を4度の角度に切り取ってしまっていた。
 14_LesPul_008 急いで帰宅して、切り取ってしまった部分に貼る部品を作る。
 14_LesPul_009 接着面を鉋で平らにして・・・
 14_LesPul_010 接着。
 14_LesPul_011 失敗した部分の接着を待っている間に、ヘッドの表側を鉋で平らにする。まだ鉋が良く切れないので難儀しました。
 14_LesPul_012 修復部分も鉋をかけて、指板接着面を平らにする。この部分ボディに接合されてしまうと見えない部分ですから、知らなければなんともないんですが、作った人はすべて知っているわけで、完成してもいつもどこか不愉快です。ああ、あそこが修復してある、あそこが埋木してある、あそこが0.3mmずれてるみたいなことを全部覚えている。
 14_LesPul_013 今回のネックはヘッドの角度が14度、ボディへの差し込み角が4度です。かなり堅く重いメープルなので、ネックは細目にしようと思います。(2013/05/06記)
(追記)図面を見ていて「あっ!」と気が付きました。ぼんやりしてました。このネックだとLes Paulにはなりません。ここからではどうしてもLes Paulのネックに修正することができませんので、PRS Custom 22タイプに変更します。出来上がりは5号機とほぼ同じものになります。
14_PRSCustom22_014 時間のかかる作業を先にやります。ボディのバック材の厚み落とし。48mm厚で届いたものを40mm厚まで。
 14_PRSCustom22_015 2mmほど厚みを落として鉋の刃が少し切れが重くなったので研ぎを入れます。
 14_PRSCustom22_017 切れが軽くなったのでザクザクいきます。結局3mmほど厚みを落とした時点で時間切れ。病み上がりなので早めに切り上げます。(2013/05/10記)
 14_PRSCustom22_018 40mm強まで厚みを落としました。ビニール袋には鉋屑が入っていますが、8mm厚みを落とすと、この倍くらいの鉋屑が出ます。この大量に出る鉋屑は捨てるのが勿体ないので、広葉樹の鉋屑はコンポストや土に埋める、針葉樹の鉋屑は焼いて土に埋めるという処理をしています。外国から来た木をそういう形で処理するのが良いかどうかはよくわかりません。もしかすると日本の土には合わないかも。アイチ木材さんでは800円でサンダー加工をしてもらえるようですから、材料を注文するときにお願いして厚みを落としてもらうこともできます。鉋掛けが楽しいので自分でやりたいので、余程の急ぎでもない限り加工をお願いすることはなさそうです。写真の上側の寸八鉋は台を直して何度も刃を研ぎましたが、下側の初弘の鉋の切れには及びません。同じ人間が台を直し刃を研いでもそういう結果になるわけだから、きっと刃が違うんでしょう。鉄が違う、焼き入れ焼き戻しなどの処理が違う、研ぎがまだまだ至らない、台の調整が不十分など、いろいろな理由があっての差かもしれません。わからないことだらけです。(2013/05/13記)
 14_PRSCustom22_019 ボディのバックを切り出します。鋸で切り取れる部分は切り取り、それ以外は錐で穴を開けて糸鋸で切ります。40mmほどのマホガニーを糸鋸で切るのはかなり大変です。切り出して凸凹になった外周部の修正が大変なので、なるべく製図の線ギリギリのところを切ります。
 14_PRSCustom22_020 切り出せました。3時間くらいかかったかな。この後、鑿、小刀、鉋を使って外周部を図面通りの形にします。これを型にしてトップ材切ります。(2013/05/14記)
 14_PRSCustom22_021 ボディバックの成形の続きです。だいたい終わりですが、もう少し綺麗にします。今まで何度もアフリカンマホガニー材を加工してきましたが、今回の材料は堅くて少し大変です。(2013/05/16記)

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