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縁の部分がうまく着色できていなかったので、一皮剥く感じで剥がしました。 |
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着色をやり直してこんな感じに。高音弦側の角の部分をもう少し黒くした方が自然かな。 |
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一旦、すべてのマスキングテープを剥がしました。テープの糊がこびりついて硬くなると取り除くのが大変だから。寝る時間が近づいてきたので作業はおしまいにして、パーツを仮付けして全体を眺めてみます。(いつもやれる範囲で完成型を見るために、こういうことをします) |
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ネック側から。 |
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裏側から。スルーネックであることを強調したくて、ネック部分は着色しませんでした。ストラト風の変なギター。マホガニーバックでメープルトップ、メープルとウォルナットのスルーネック、ローズウッド指板。1ピックアップなので、普通のストラトよりもボディの彫り込みが少ない。どんな音になるんでしょうかね。なんとなく10号機(ホローボディのPRSタイプ)みたいな音になるような気がします。(2013/10/10日) |
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少しだけ黒い部分の面積を増やして、全体を軽くサンディングしました。シェラックを塗ります。今回は兵庫でギター工房をやっておられる田中清人さんから分けていただいた透明度の高いシェラックを使います。このシェラックは日本で手に入らないかもしれませんが、ドイツのHAMMERL GmbH & Co. KGから購入することができます。すぐに使えるように、シェラックはアルコールに溶かして瓶に入れて冷暗所に保存しておきます。僕の場合は、無水エタノールの色付きの瓶を使っています。長期間の保存ではシェラックが劣化するらしいので、ギター2、3本を塗装できる分量だけ作って保存しています。保存しておいたシェラックはかなり濃いめ(アルコール少なめ)にしておいて、塗る分だけ小さな器に移しアルコールで薄めて使います。 |
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1回目のシェラック塗りを終えたところ。仕上げ段階では布に薄いシェラックをつけて塗りますが、最初のうちは若干濃いめのシェラックを刷毛塗りしてしまいます。そしてある程度の肉厚になったら、水研ぎもしくはオイル研ぎをして塗装面を平らにします。今回はワシンのラック刷毛を使ってみました。プラスチック製の柄でヤギの毛を使った製品。高級な刷毛というものを知らないのでなんとも言えませんが、問題なく塗れる刷毛だと思いました。(2013/10/11記) |
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一つ前の写真から10日経ちました。その間、毎朝毎晩1〜3回のシェラックの塗り重ねをしました。 |
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マホガニーの導管はそろそろ埋まるかなっていうところ。多少凸凹していた方が木の風合いがあっていいと思うこともあるので、ガラスのようなツルツルピカピカを追いかけるか、ほどほどのところで止めるかの悩みどころ。あまり悩んでないんですけどね。ここからシェラックを薄めにして仕上げ塗りに入ります。 |
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表側も仕上げ塗りに入ってます。だいぶツルツルになってきました。(2013/10/21記) |
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仕上げ塗りに入ってから5回くらい塗り重ねたと思います。裏側はほぼツルツル。側面はまだ少しザラってしています。もう一息でしょうか。シェラック塗装は止め時がわかりません。ここら辺で止めるって決めないと終わらない。(2013/10/22日記) |
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上の写真の時点から5〜6回薄めのシェラックを塗り重ねました。これで塗りはおしまいにします。今回使った透明度の高いシェラックは塗り重ねていっても地肌の色を損ないません。クリアラッカー塗装をしたように仕上げるのに使えると思います。早ければこの週末に完成まで行けるかもしれません。音を出すのが楽しみです。(2013/10/25記) |
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電気部品の配線です。ピックガードは銅テープでシールドしました。タップスイッチのあたりはもう少しシールドする面積が必要です。 |
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トーンコントロール無しのシングルピックアップ仕様。配線はあっという間に終わります。ピックアップのリード線は切らずにまとめました。ノイズが多ければ切ろうと思いましたが問題はなさそうです。 |
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ドライバーの頭でピックアップを叩いて音が出るかを確認。このピックアップはタップするとバーマグネットのネック側だけが音を拾うようにできています。 |
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塗りあがってから一晩置いて研磨してみますた。この前の段階で1000番の水研ぎペーパーにオリーブオイルを垂らして塗装面を研いでおきました。 |
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途中までやって中断。まだシェラックか乾いてない感じがしました。薄塗りなのであまり研いでしまうと地肌が出てしまいます。もう少し乾くのを待つことにします。(2013/10/28記) |
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2日開けました。その間、ウクレレの仕上げをしてました。
このくらいの光沢になれば自分用としては十分です。木の風合いが残ってるくらいが好き。 |
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シールド用に銅テープを貼りました。
同じ働きをする塗料などもあります。塗料の方が綺麗かな。 |
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トレモロユニットの取り付け。
事前に弦長や中心線を勘案して6つある固定用の穴の両端に穴あけして、ユニットの取り付け位置は決めてありました。 |
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