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#16 Tenor Ukulele p.08

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16_TenorUkulele_147 裏板は、ほぼ導管が埋まりました。 側板とヘッドはもう少しです。(2013/10/25記)
16_TenorUkulele_148 ブリッジピンに弦の通り道を彫りました。1.5mmの丸彫刻刀を使いました。
16_TenorUkulele_149 塗り重ねが終わって一日置きました。1000番の水研ぎパーパーで塗装面を研いでからコンパウンドがけです。同時進行のストラトタイプとは違うシェラックを使っています。こちらの方が硬化が速いみたい。
16_TenorUkulele_150 これくらいピカピカになれば良し。
16_TenorUkulele_151 鏡並みにはほど遠いですが、自分が弾く楽器はこれくらいが好きです。
16_TenorUkulele_152 ネックの握りの部分はツルツルではなくサラサラになるようにしてます。これも自分の好み。
16_TenorUkulele_153 なかなかいい形じゃないかと思ってます。ウクレレなのでかなり小さいですが、パッと見ギターみたいです。弦長は432mmですから、600mm〜650mmというギターの7割くらいの長さです。その中間くらいのミニギターというのも作ってみたい気がします。
16_TenorUkulele_154 ペグを仮付け。白いプラスチックのボタンが好みではありませんが、このボタンは取り外せないようになっているみたいです。
16_TenorUkulele_155 ブリッジを接着します。ボディの表はわずかに凸型になっているので、ブリッジの底を凹型に削ります。鑿をスクレーパーのようにして削りました。ボディに貼り着くくらいまで微調整します。
16_TenorUkulele_157 マスキングテープをボディに貼り、適切な位置にブリッジを置いてブリッジの輪郭を写し取り、接着面を露出させます。シェラックの塗装膜は写真の白引きを立てて引っ掻いて剥がしました。
16_TenorUkulele_158 事前にクランプを用意していましたが、いざ接着という段になったら、クランプがうまく効きません。仕方なく手で押さえました。右手左手、時には両手で押さえて2時間。準備不足が招いた愚行です。
16_TenorUkulele_159 接着できましたが、この後、軽い重石(?)を乗せて押さえました。 (2013/10/28記)
16_TenorUkulele_161 細いドリルで穴を開けてから、テーパーリーマーでブリッジピンが首まで入るように穴を広げます。もう少しテーパーの緩い(テーパー角度が小さい)ブリッジ専用のリーマーが売っていますが、それが結構高くて買えずにいます。自分で作ろうかなんて思ってもいます。
16_TenorUkulele_162 弦の通り道を彫りました。
16_TenorUkulele_163 サドルの頭をヤスリで尖らせました。サドルの頂点は弦長+1mmの位置です。
16_TenorUkulele_164 ペグの取り付け。取り付けネジの長さがヘッドの厚みより少し短いくらいです。最初、ネジを見たときに貫通しちゃうんじゃないかと思って焦りました。
16_TenorUkulele_165 ナットを作って取り付け。弦高をギリギリまで下げる設定です。

完成

16_TenorUkulele_172 ひとまず完成です。

よくわからないのでテナーウクレレ用の高い弦を買いました。それがどれくらい高い物なのかも知りませんが。

弦高をギリギリまで低くする設定にしたら、何カ所かビビるフレットがあるので、後日、フレットの擦り合わせをやり直します。そこまでやって本当の完成です。

16_TenorUkulele_167 なんか普通のギターみたいです。

音程は思った以上に正確で、15フレットくらいまで使えるので、ハイポジションを使うソロを弾いても不満がなさそうです。

音量はまあまあ。抱えて弾いてみると、もう少しボディが厚くても良かったかもしれないと感じました。

ボディもネックもよく振動しているようで、弾いていると弦の振動を感じられて気持ちがいいです。

高い弦を使ったこともあって、綺麗な音が出ます。音の伸びも悪くないです。

 【仕様】

  • ボディ:トップはヨーロッパスプルースの単板、サイドとバックはインドローズウッドの単板/ブレーシングはスプルース/ブロック類とライニングはホンジュラスマホガニー/最も幅の広い部分の幅が230mm/最も厚みのある部分の厚みが70mmほど
  • ネック:ホンジュラスマホガニー/ヘッドはVジョイント/ヘッド角は10度/ヘッドの厚みは10mm/幅はナット部で34mm、ヒール部で40mm
  • 指板:インドローズウッド/19フレット
  • ブリッジ:インドローズウッド/ブリッジピン方式で弦を固定
  • ナットとサドル:牛骨
  • 弦長:432mm
  • ペグ:ゴトー製
  • 塗装:シェラック

 

いつものごとく失敗多数ですが、楽器としての機能は十分なものになったと思います。愛機の一つになりそうです。

初めてテナーウクレレを作り、初めて触りましたが、弦の張力はかなりのものですね。こんなに引っ張って弦が切れないかと心配になりました。

自分が弾きたいウクレレを作るという目的で始めたプロジェクトでしたが、長く使える楽器にできたらいいなという思いもありました。修理のときに楽に綺麗に外せるように、ネックとボディの継ぎ手部分、指板、ブリッジは膠で接着し、木はなるべく千切らない(ルーターのような道具を使わない)擦らない(サンドペーパーを多用しない)という方針で加工しました。まだ実力が不十分で、方針通りにやれていない部分もありますが、引き続き心がけていきたいと思います。

 

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ディスカッション

#16 Tenor Ukulele p.08」への2件のフィードバック

  1. 素晴らしいb

    いいね

    投稿者: かず | 2013/12/20, 9:30 am

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