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ネックとボディの接合は蟻ホゾ方式にします。とりあえずネック側を鋸で切りました。もう少し寸法を調整します。(2014/03/17記) |
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途中の写真がありませんが、ブレーシングが交錯する部分に切り欠きを作って組み合わせてから表板に接着しました。 |
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この日は全部接着できずに途中で終わり。短いのを4本、サウンドホール周りの割れ止め、ブリッジプレートの接着作業が残っています。ブレーシングの接着では、クランプが問題になります。カムクランプも決して使い易くないし、FクランプやCクランプだと、懐の浅い物では押さえられないところがあるし。この作業にはゴーバーデッキが一番使い易そうです。(2014/03/18記) |
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貼るものはすべて貼りました。このブレーシングを接着する作業が好きです。 このギターの場合だとX型に交差する長いブレーシングに、小さな、あるいは細いブレーシングを差し込むようにして接着していきます。差し込まない部品もX型の長いブレーシングに密着するように接着します。一体になっていく。その過程が楽しいです。 |
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ブレーシングの削り加工。この日は途中で時間切れでした。(2014/03/20記) |
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だいぶ削りました。かなり緩急をつけた形状になりました。今回使ったブレーシング材のスプルースが堅い材質だったからか音も硬いです。そのために高音寄りの部分を重点的に削りました。 |
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ブリッジプレートの下(写真では上ですが)の2本のブレーシングの間隔をもう少し広くしても良かったかな。この部分の音質が少し高音寄りです。 |
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側板を当ててブレーシング不要な部分を切り取りました。X型になっている長いブレーシングは側板に切り欠きを作ってそこへはめ込むようにし、それ以外は側板に触れない長さに切ります。(2014/03/21記) |
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表板を接着する準備です。接着面を平らにするために鉋をかけます。 |
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ブレーシングが干渉する部分に切り欠きを入れます。鋸で切り込みを入れて鑿で削り取ります。 |
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タイトボンドで接着。いろいろなクランプで押さえられるだけ押さえます。いつ見ても美しくない光景です。 |
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一夜明けて、接着が完了したボディをモールドから取り出しました。 |
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表板のはみ出した部分を鋸や小刀で切り取って表板の接着処理は終了。 |
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表板を接着している間に、ネックのヒール部を削りました。ここは小刀でやります。 |
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ボディに接着する前に仕上げをしますが、だいたいいい形になりました。 |
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ヘッドのマークにする貝を切り抜きます。瞬間接着剤で型紙を貝に貼りました。色味のいいところを選んで型紙を貼りますが、最終的には少し削れるので、思ったのと違う色味になってしまうこともあります。 |
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細工用の糸鋸で切ります。アバロンは白蝶貝よりは柔らかくて切り易い。 |
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切り終えた貝。 |
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瞬間接着剤でヘッドに貝を貼付け、印刀で形を写します。 |
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こんな感じ。この作業、目が悪いとやれないかもしれません。僕もあまり目が良くないので、いつも緊張します。 |
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