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#02 HOSCOウクレレキット

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HOSCOという会社から売り出されているウクレレキット。

いくつかありますが、ギター製作入門用の題材と選んだのがマホガニー単板で構成されているUK-KIT-5 (定価8,400円)です。Amazonで6,000円くらいで購入しました。

部屋に散らかっていて広い作業場所がなかったし、ウクレレも一本欲しかったし、フレット打ち作業などもあって作ってる気分になれそうだと思ってこのキットを選びました。結局このウクレレキットの組み立てを始めてすぐに、部屋を大掃除して作業場所を確保しましたが。

ウクレレ製作キットは全音などからも売り出されていて、ネットで検索すると多くの方が全音のキットを組み立てているようです。楽器製作の入り口としては、ウクレレキットは取っ付きやすいのかもしれませんね。

キット詳細
表板これがマホガニー単板なんです。
ロゼッタ用の溝が彫られていてサウンドホールも空いています。
裏板これもマホガニー。
側板マホガニー。最初から曲げてあるので曲げる手間はありません。
そのうち自分で板を曲げて作ってみようと思います。
ネックあまりきれいなか加工がされていないので、修正する楽しみがあります。
指板ローズウッドかな?
ポジションマークが埋め込まれ、フレット溝が切られています。
  糸巻き(ペグ)プラスチック製。
 
  ブリッジ/サドル/ナットブリッジはボディーにネジで固定するようになってます。ネジも付属しています。
  ネック接合時に押さえるゴムネックをボンドで接着するときに押さえるためのゴム。100円ショップで売っているものらしいです。
   力木平べったいのがブリッジの裏あたりに接着される補強板。
   エンドブロックとヒールブロック上がヒールブロック(ネックが取り付けられるところ)です。
   フレット自分でニッパーで適当な長さに切るようになっています。
   ライニング曲げ加工がされています。
   ロゼッタに埋め込んで貼るやつ
製作
 最初の作業は側板とヒールブロック、エンドブロックを接着することです。人生初タイトボンドです。

クランプは100円ショップで大きいのと小さいのをいくつか買いました。

   ロゼッタにセルロイド製の細い板を埋め込みます。板の端をあらかじめ接着しておくとやり易いということなので、そうしました。

切り口は45度。ぐるっと一周埋め込んで、最後の部分もこの角度で切って、継ぎ目がわからないようにするそうですが、継ぎ目がまるわかりの失敗。

こんな簡単なことも満足にできない自分に凹みました。

   表板の加工が終了。ロゼッタは継ぎ目がはっきりわかってみっともないですが、瞬間接着剤を使ってしまったので、やり直しはしないでこのまま進みます。

失敗の跡がはっきり残っていると自分への戒めになるような気がします。

   接着した側板はこのようにベニア板を切ったもので広がらないように押さえておきます。(そう説明書に書いてあります。このベニア板の図面が入っていました)
   表板と裏板に力木と補強板を貼ったところ。
あらかじめ力木を接着する場所が書かれています。力木は裏板につける方には、裏板がアーチになるように少し丸く削りました。力木の端はギターのように薄くなるように削りました。手刀を使いました。
削ってからサンドペーパーで全体の角を落としました。
   ヒールブロックにダボ穴を開けてダボを接着します。
電動ドリルを使いました。垂直に穴をあけるために、ドリルガイドを使いました。

ダボはキットに付属していないので、廃材を角材に切り出してドリルに挟んで回し、 サンドペーパーを当てて円柱にして作りました。本物のダボのように溝も切りました。

   表板と側板の接着。適当なクランプを持っていなかったので、廃材に溝を切って輪ゴムで押さえつけました。

次にやるときには、木のクランプを自作しようかな。

   裏板を側板に当てて、力木の余分な部分に印をつけてから削りました。しっかり裏板が力木に沿って湾曲しています。

この後、側板と接着です。

   表板、裏板、側板が接着されて箱ができました。叩くと「コンコン」と乾いた音がします。

楽しかったので

、何度も何度もいろいろな場所を叩きました。

   指板にフレットを打ち込みました。初めてのフレット打ち。
机にベニア板を置いて、その上でプラスチックハンマーで叩きました。

フレットは両脇を先に叩いて埋め込んでから真ん中を叩いて打ち込むそうです。

打ち込み方が不十分だと、フレットを打っているときに、他のフレットが浮いてきてモグラ叩きのようになります。

   表板と裏板の側板からはみ出ている部分を、カンナや手刀などを使って削り取って、側板のカーブに併せてサンドペーパーで成形しました。
   ネック側にもダボ穴を開けて、タイトボンドを塗ってボディと接合しました。ボンドが乾くまでは、付属のゴムでしっかり押さえました。

なんとなくバランスが悪いなと思って定規を当ててみたら、ネックとボディーの中心がずれていました。
しっかり中心が合うようにダボ穴を空けたつもりでしたができていなかったようです。

穴もまともに空けられない自分に凹みましたが、気分を切り替えて、ネックを削って誤摩化すことにしました。

   ネックへの指板の接着。平らな木にサンドペーパーを貼付けてネックと指板の接着面を平らにしてからタイトボンドで接着しました。

適当なクランプを持っていないので、角材にネジをねじ込んだものを指板に当てて、輪ゴムで押さえました。

   だんだんウクレレになってきました。スケールを測ってブリッジ位置を決めて、マスキングテープをボディに貼ってブリッジ位置の印を付けました。
   なんとなく寂しかったのでバインディングを貼りました。バインディングの溝はカッターと彫刻刀による手彫り。
うまくできません。
もうしません。

バインディングはホームセンターで買ってきた2mm厚の檜の棒です。
鍋でグツグツ煮て曲げました。

   バインディングがついて、遠目に見ればいい感じになりました。近くでみるとガタガタです。

自分が使う楽器なのでそれでも構いませんが、人の楽器なら没ですね。

   一カ所バインディングを削り過ぎたので、部分的に切って貼り直しです。これもやめれば良かったです。

継ぎ目がうまくごまかせませんでした。

バインディングはボンドで接着したので、楊枝で少し水をつけながらドライアーで温めて剥がしました。

   バインディングが付いて木を削ったり切ったりする作業はこれで終わり。塗装をするために全体を#400のサンドペーパーでならしました。
   塗装はもっとも簡単な方法を選びました。との粉で目止めしたあとに、荏油を塗り込むだけです。

家具なんかはこんな方法で塗ればけっこういい感じに仕上がるんじゃないかと思います。

荏油は布に付けて塗り伸ばします。あまり強い匂いがしないのが嬉しいです。

荏油をつけた布が自然発火することがあるという説明が書かれていて、ちょっとビビりました。
まだ家は燃えていません。

   との粉は水で混ぜて、ドロドロにしてから塗りたくります。ヘラみたいなもので木目に沿って塗り付けてから、木目に直行する方向に塗り付け、乾きそうになったタイミングで拭き取りました。
   荏油を塗ったところ。
これは1回目です。
2日続けて1回づつ塗りました。タイトボンドがはみ出したところに色がついていなかったので、サンドペーパーで木の地肌を出してから荏油を塗った箇所があります。(ネックの付け根など)

タイトボンドははみ出したらすぐに拭き取らないとダメです。

   完成しました。ペグをつけて弦を張って、簡単な曲を弾いてみました。

音はどうでしょうか?

比較する楽器を持っていないので、いい音なんだかどうだかわかりません。

初めて作った楽器です。
失敗ばかりでしたが、楽しい経験ができました。

数々の失敗を教訓にして次はもっと上手くやろうと思います。

完成写真

 

後日、そこら辺に転がせておくわけにもいかないと思って1バイ材の端材を利用してスタンドを作りました。
2枚の板をウクレレが引っかかるように加工して、100円ショップで買った蝶番で背中の部分を止めただけの簡単なものです。
床に接する部分にはゴムを貼って滑りにくいようにしました。

 

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