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次はボディの裏側です。こちらはサスティナーを駆動するバッテリーを収納する部分とコントロール類を取り付ける部分(キャビティ)を彫ります。まずはバッテリー収納部から。 |
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深さは20mm。彫り込みを終えたあとに少し鉋掛けをするので、削り代も含めて20.5mmの深さに彫りました。 |
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バッテリーケースをハメたところ。(2014/05/28記) |
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キャビティーを大方掘れたので、コントロール類を仮付けしてみました。 |
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キャビティーの加工がほぼ終わりました。 セレクタースイッチのバーを通すスリットを切ればおしまいです。予定よりも少し深く掘ってしまったので表側のアーチの形状に若干影響が出るかもしれません。(2014/05/29記) |
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ピックアップセレクターのレバーを通すスリットを掘りました。スリットの両端に2mm径の穴を開け、その間に小刀で切り込みを入れて、刃幅2mmの鑿ですくいました。 |
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ボディの成形を始めます。PRSタイプのトップの形状を真似ますが、最終的には気に入った形にします。 |
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荒削りが終わりました。ほとんど小刀と内丸鑿で削って、少しだけ鉋で面を整えるようなやり方になりました。ボディの形が見えてきたので、ここからは気に入った形に整えていく作業です。(2014/05/30記) |
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パーツをレイアウトしてみました。ここではコントロール類がしっかり固定できるか、ピックアップが適正な高さになるかを確認しています。 |
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コンターの加工。演奏する時と同じように抱えてみて、体に当たる部分に違和感がないかを確認しながら削っていきます。 |
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指板とほぼ同じ厚みの板を敷いて適正な弦高が得られるかも確認。あまりピックアップ高の調整代がないギリギリの設計になってしまいました。 |
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ネックの接合部の加工です。鋸で切れ目を入れて・・・ |
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鑿で削ります。ここは運悪く逆目がひどくて、うっかりすると木がめくれてしまいます。 |
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もう少し切削面を綺麗にしますが、まあ、なんとかやれました。 |
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配線用の穴を開けました。サスティナーの配線の長さにあまり余裕がないので、最短距離を狙いました。 |
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ネックの製作にかかります。ネック材に鉋を掛けて平面が欲しい部分を平らにします。今回は3ピースのカーリーメープルのネックですが、木目が互い違いになるように張り合わされているので、逆目と順目が混在している状態です。鉋掛けが難しいです。 |
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ヘッドの耳の部分を接着しました。 |
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ヒール部には在庫してあったカーリーメープルの木片を接着。 |
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今回のギターはボディがこげ茶色のウォルナット、ネックがメープルで真っ黒なエボニーの指板、ヘッドには赤茶色のマダガスカルローズを貼ります。ちょっと渋い見た目のギターになるような気がします。(2014/06/02記) |
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トラスロッドの埋め込みをします。
畦引き鋸でトラスロッドを埋める溝の両脇に切り込みを入れます。最初は真っすぐなものを当てて鋸が曲がらないようにしています。 |
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