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#05 オリジナルギター(エレアコ)p.07

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フレットを打つ準備です。フレットの溝をカッターでひっかいて掃除します。
フレットワイヤーを曲げておきます。
指板が12″R(半径30センチぐらい)なので、それよりも少し曲げる感じ。
  夜はトンカチでトンテンカンできませんので、試しにクランプで押し込んでみました。
なんとか行けそうですが、クランプをかけるのが面倒くさいです。時間もかかります。
クランプでフレットを押し込むのがじれったいので、結局トンカチで打ち込みました。
ただし、音が出ないようにネックを持ってやりました。写真はフレットの角をサンドペーパーで斜めにしているところ。初めてフレット打ちをした1号機に比べると綺麗に打ち込めたと思います。
バインディングの溝を切ります。
ドレメル用のバインディング切りのアタッチメントを持っていませんので、自作のバインディングカッターを使います。厚みが15mm、幅が6mmの象牙っぽい色のプラスチックバインディングです。
   一応端材で溝を切る練習をして、1.5mmの溝の幅で最初は3mmの深さに切ります。一気に6mmの深さに切れないので、2段階に分けて切ります。曲がったところはカッターが引っかかって切りにくいです。
どうも刃があまり切れ味が良くないようです。
  なんとかできました。切れ味が悪いので力が入ったところは、少し凸凹になってしまいました。ヤスリ、カッター、彫刻刀などで溝を修正しました。
  セメダインCをちょっとづつバインディングにつけて、バインディングをボディーに接着。マスキングテープを引っ張るようにしてバインディングを押さえます。
   曲がりの急なところとボディーのくびれの部分がうまく接着できなかったので、ボディーとバインディングの隙間にカッターでセメダインを注して接着をやり直しました。
  セメダインが効いてきたので、バインディングのボディーからはみ出した部分をスクレーパーで削ってとりあえずおしまい。
  出力ジャックやピエゾピックアップを通す穴を開けるなど、細かなことをやってこの日の作業は終了。バインディングカッターは、もっとよく切れる刃じゃないと、力が入って余計なところを切ってしまいます。要改良です。その点を除けば使い勝手は悪くないです。手道具で加工すると音が出ないので静かに作業できていいのですが、僕の腕では加工精度があまり良くないです。この後はボディーをサンディングして、ブリッジを仕上げて、ネックを接着して、ネックのジョイント部を成形して、パーツを全部取り付けて(塗装のときにボディーの中に落ちないようにします)、裏板を貼る。その辺りまでは土日のうちに終わらせたいと思います。(2012/01/28記)
  今日はここから。ボディーの外周をサンディングして、バインディングとの段差をなくします。自作のバインディングカッターで切った溝は、ところどころ段差があって、ヤスリやスクレーパーで平らにしたつもりでしたが、バインディングを貼ってみると少し隙間があるところがありました。
側板を削った切り屑の中から、隙間にはまる木片を探して、タイトボンドを付けて押し込んでサンディングして隙間を隠しました。
  ボディーの表面もサンディング。表板全体を測ったわけではありませんが、穴の部分で厚みを測って2.2mmぐらいまで厚みを落としました。細かな引っ掻き傷のようなものもこれで消えました。ここからはこのボディーを大事に扱わないといけません。表板を叩いてみると硬質な音がします。
ヤマハのサイトで見ましたが、サウンドホールが小さいとこもった音になるとか。普通のアコースティックギターに比べると、穴の面積(の合計)は少し小さいと思います。どんな音になるんでしょうか。
そろそろネックを接着します。
ネックの接合部を少しいじって、ネックを仮接合して、糸を貼ってネックがズレていないかを確認。
ドンピシャのど真ん中です。ブリッジの位置もスケール通り。嬉しいです。
  裏板を作ります。
その前にブレーシング材の切り出し。この作業が面倒くさいです。
現物合わせでボディーの輪郭を写し取り、製図からブレーシングの位置を書き写しました。
割れ止めを跨いでブレーシングを接着できるように、小刀で削りました。
  裏板は少し湾曲させます。ほんの少しです。
ブレーシングに弧を描いてカンナで削りました。
  ボディーの最も幅が広い部分の側坂の厚みは、ボディーの中心部より2.5mm薄いです。
2.5mmの端材を敷いて、この上で湾曲したブレーシングを裏板に接着します。
  持っているクランプでは届かなかったので重いものを乗せて圧着。
接着不良で2回やり直しました。
  ブレーシングが接着されるのを待っている間に、ブリッジを仕上げます。#120から段階的に#1200までサンドペーパーで磨いて、指板用のオイルでコーティング。形状をもっと独特なものにしようと思いましたが、これ以上ボディーとの接着面積を減らしたくないのでやめました。これで行きます。
  ブレーシングの接着が効いてきたので、カンナで高さを落とします。ここは裏板とブレーシングの接着面積が確保できていれば、ブレーシングの高さは低い方が(ブレーシング軽い方が)いいと思って、だいぶ削り取りました。
  割れ止めとブレーシングをボディーにハマるように削ってボディーに合わせてみます。
   おっ、いいようです。ライニングが側板よりも出っ張っている箇所がいくつかあるので、サンドペーパーで高さを落として裏板がぴったり側板に吸い付くようにしました。
おっ、これはなかなかいいな、なんて思っているところ。まだネックの接合部の形状が定まっていませんが、ハイポジションが弾きやすそうです。ネックは自分が好きな少し太め。高校生の時に手に入れたGrecoのレスポールタイプがそんなネックです。
写真はありませんが、ヘッドをサンディングして形を整えてあります。ネックも少し細くしました。トラスロッドカバーとナット以外のパーツが揃いました。側板に謎の黒いシミがありましたが、サンディングしたら消えてくれましたので、着色せずにクリア塗装するかもしれません。まだ塗装についてはどうするか決めていません。次はいよいよネックの接合です。(2011/01/29記)
一昨日から熱があって、昨日は湿疹が出ました。なんだろ?
あまり今までこういうことがなかったので少し驚いています。昨日(日曜日)は身動きも取れずにずっと布団の中。今日もずっと布団の中です。
一服したついでに、裏板に共鳴システムのパーツを接着するだけでおしまいです。頭がクラクラするので難しい作業はできません。
  タイトボンドを着けて、ある程度ズレないようになってから、錘を乗せて圧着。
裏板は少しRがついているので、錘を乗せて裏板が曲がった状態を維持できるように、少し柔らかいマットの上でやりました。この後、ネックの接合部をもう少し追い込んで成形してネックの接着、裏板の接着まで行くと、木工作業の終了が近いです。もう少しです。(2012/01/30記)
結局、土曜日、日曜日、月曜日と3日間何もできずに布団の中で過ごしました。日曜日にはネックをボディーに接着する予定で、1週間前から毎日ちょっとづつ接合部分に隙間がなくなりょうに、あっちを削りこっちを削りと形状を追い込んでいました。この部分、前後上下左右の3次元でRが少しついています。もう、どこをどう削ればいいのかわからない状態でした。
反対側はこの通り。
バインディングが少しボディ内側に入ってしまったので、その部分だけ隙間があります。ここは木片を差し込んで誤魔化そうと思います。側板の厚みの微妙なばらつきや曲げ加工したときの歪みなど、加工精度が悪かったのも災いして、本来平面なはずの部分までRがついてしまいました。接合面が平面じゃないと大変だということを思い知りました。
  早く合体したいぞ!何日もこうやって接着されるのを待っています。(2012/01/31記)
表板と裏板を共振させるパイプです。
裏板が湾曲することを忘れて作ったのが左側。2.5mm長くした右側が実際に使うものです。
やっとボディとネックが合体。ボディの前後方向はボルトでがっちり固定されているのでクランプは不要です。このまま1日待ちます。(2012/02/02記)
  ネックが接着できました。
こちらはピッタリです。満足。
  こちらは、バインディングの部分だけ少し隙間がありましたので、サンディングの粉で埋めました。いい感じです。
  ネックがついたので、ボルトの頭を隠すための木を貼ります。事前に接着面の平面出しを終えていたので、クランプでがっちりと押さえて接着。
  接着後ラフに成形しました。
もう少し削り込むつもりですが、ひとまずこの状態でハイポジションの押さえやすさを確認。
20フレットで接合しているので、 この状態でも押さえにくいことはないです。
後日、綺麗な形にしながら、もう少し削り込みましょうか。
  ブリッジを接着しちゃいます。塗装を終えてからブリッジを接着した方が良さそうでしたが、ブリッジの底面に貼付けるピエゾピックアップが飛び出した状態だと塗装中に鬱陶しい気がしたので、ブリッジを先に接着しました。
  ボリュームポット、トーンポット、アウトプットジャックが落ちないように瞬間接着剤でボディーに固定。
最終的にナットを締めるときに、ポットやジャックが回ってしまうと困るので、裏板を接着する前にもうしっかり接着されているかを確認しようと思います。電線は少し長いものの、切ってハンダ付けし直す程ではないと思い束ねました。
  束ねた電線はブレーシング材で作った止め具で動かないように固定しました。
  裏板側には共振パイプを瞬間接着剤で接着。次は裏板と側板の接着面を確認して裏板を接着します。
今日はここまで。(2012/02/03記)
だいぶ風邪も治ってきました。土曜日です。
一気に木工を終わらせてしまいましょう!裏板を接着して箱を閉じます。
  裏板の接着ができるまでの間にトラスロッドの調整窓のカバーを作ります。この部分は製図なしのフリーハンドです。
ヘッドに貼った天神板の残りで作ります。
サンドペーパーの#120で形を整えてから、#240〜#1200で磨きました。
このままだと天神板と同じ色でちょっとアクセントが足りないかなと思って、この後、黒のステインで少しだけ着色しました。
ナットを作ります。材料は黒檀。
鉛筆でひかれた線は弦の溝を切る深さを示しているものです。
指板から1.5mmくらい上のところ。
Rは指板から写し取りました。
トラスロッドのカバーとナットができました。
「木でできてる!」っていう感じのヘッドになりました。
裏板が接着できたので、はみ出している部分を小刀で削ります。クランプしているのは接着がうまくできずに隙間になっていた部分です。
ここだけ接着をやり直し。
角をサンドペーパーで丸くしてできあがり。
ナットに弦の溝を切って、弦を張ってみました。ナットとブリッジの位置関係は正しくできました。
何度も確かめましたが不安でしたが、こうやって弦を張って正しい位置関係になっているのがわかって安心しました。
  ペグもナットもまだ仮付けです。
弦の溝も仮に切っただけです。
この状態で弾いてみました。ピエゾピックアップが十分に音を拾えていません。
裏板を貼る前に通電の確認をしましたが、どこか配線に具合が悪いのかノイズが大きいです。
エレアコとしては使いものにならない感じです。予想通りではありますが、「音の小さいアコースティックギター」になりました。ナットの溝が仮のものなので、まだ弦高が高いし、オクターブ調整もしていません。
フレットの擦り合わせもまだしていませんし、張った弦は古いエレキギターの弦です。塗装が終わってから最終調整をして、アコースティックギターの弦を張ります。音の評価はその時のお楽しみにとっておきます。ネックの裏側、特にジョイント部、の成形作業が残っていますが、これでほぼ木工が終わりました。
ちゃんとしたギターになって感動しました。
何曲かエレキギターで弾ける曲を弾いてみましたが、ハイポジションが弾きやすい練習用のアコースティックギターになりました。悪くないです。もう少し鳴りがいいと嬉しいかな。(2012/02/05記)
  残る木工はこの部分だけ。なかなか気に入った形にならないので途中で飽きてしまいました。

まだ終わっていません。

  ネックのヒール部分の成形に飽きたので、たまにはギターの練習でもしようと思い、ネットの溝を真剣に作りました。
ナットの高さが少し高いので、最終的にはもう少し低くします。
  1Fでこれくらいの弦高。
   12Fでこれくらい。
  本家のPRS Custom 22と並べて記念撮影。
今日はあまり作業をせずに弾きながら一人で反省会。製図の段階でボディの高さと幅は5mm大きいです。概ねその通りにはできたと思いますが、側板の曲げ加工が下手なのでボディの形が微妙に違います。ヘッドも本物より少し大きくなってしまいました。

ネックの幅はナット付近で測ったら本物と同じ。

ネックの厚みは本物より少し厚め。(これは僕の好みです)

弦鳴りはしますが、箱鳴りは少ないです。
表板や側板が少し厚いのと、ブレーシングが少し太かったと思います。
ボディーのあちらこちらを叩いて音を確認してみましたが、あまりよく鳴りません。

ハイポジションはめちゃめちゃ弾きやすいです。これだけは美点。

もう少しボディーの板厚を落としてみます。ナットの底面をもっとネックにピッタリするように追い込んでみます。まだ塗装までに出来ることはありますので、少しでも音が良く鳴るようにベストを尽くそうと思います。

上手く加工できなかったところや企画倒れなところがあるので、次回はもっとオーソドックスな構造で作ってみたいと思います。3号機の次かな。(2012/02/06記)

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