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#23 Acoustic p.11

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23_Acoustic_208 ヘッドの突き板の塗装面が平らになりました。そろそろ蒔絵をやります。(2015/02/10記)
23_Acoustic_209 ヘッドにする蒔絵の下絵のプリント中の図。図案をやり取りして、PDFファイルをiPhoneのDropboxで受け取って、ワイヤレスでプリント。便利になったものです。日常生活の中でパソコンを使う機会がどんどん減っていきます。
23_Acoustic_210 友人に描いてもらった下絵です。写真はヘッドの突き板と下絵の間に白く写るカーボン紙を挟み下絵をなぞっているところです。カーボン紙は箕輪漆行さんで購入しました。

箕輪漆行さんを含めて、僕が材料・資材・道具を購入している会社はこちらの一覧に載せてあります。

23_Acoustic_211 突き板に写った下絵。
23_Acoustic_212 極細の蒔絵筆で色漆(透き漆に顔料を混ぜて練ったもの)を塗ります。筆圧が不安定なので線の太さが一定になりません。普段、手で物を書かない生活をし、筆などというものを滅多に使わないので、とても下手です。自分にはこの時点でハードルが高く感じます。
23_Acoustic_213 漆が乾きはじめて艶がなくなったら金粉を蒔きます。湿度と温度を上げて段ボール箱を漆風呂として使っています。この時は20分くらいその中に入れて漆の乾燥を行いました。金粉を蒔いたら再び漆風呂に入れて乾燥を進めます。
23_Acoustic_214 雪輪の輪郭に漆を塗ったところ。
23_Acoustic_215 写真の撮り方が悪かったのでわかりづらいですが、雪輪の部分には銀粉を蒔きました。
23_Acoustic_216 次に椿の花の葉の内側に漆を塗って・・・
23_Acoustic_217 金パール粉を蒔きました。もう少し漆の乾燥を待つべきでした。前に蒔いた粉と金パール粉が混じってしまいメリハリがなくなってしまいました。研げば修正できるかな?(2015/02/12記)
23_Acoustic_218 最後の粉蒔きです。雪輪の内側と下中央の椿の花びらに漆を塗ったところ。風呂に入れて少し乾燥させます。
23_Acoustic_219 パール粉を蒔きました。上の写真とあまり変わった感じがしませんが。初めての蒔絵の主な作業がこれで終わりました。最初から上手くできるわけがないと思っていましたが、思っていたくらい上手くできませんでした。以下反省点です。

  1. 輪郭線が上手く描けない。細く一定の幅で線を描けない。線がシャープでない。
  2. 漆の乾き具合を把握できていない。前に蒔いたところに、次に蒔いた粉が付着して汚くなってしまう。
  3. うっかり触って蒔いた粉を剥がしてしまう。なんとなく焦っているというか気持ちが落ち着かないです。
  4. 蒔く粉の出来上がりのイメージを把握できていない。
  5. 上手く蒔けない。粉を材料に落として漆が塗られているところに刷毛で粉をかけるときのやり方がよくわかっていない。

1、4、5は数をこなさないと解決できません。2と3はもう少し落ち着いてやればなんとかなるでしょう。(2015/02/13記)

 

23_Acoustic_224 表板以外に漆を塗ります。

まだ完全に乾いていないヘッドに漆を塗ったら金粉銀粉が流れてしまいました。大失敗ですが、このまま行きます。

23_Acoustic_225 パオロサでブリッジを作ります。

小刀で筋を入れて彫刻刀で彫ります。インレイ加工用に作ったハイス鋼の彫刻刀がここでも活躍。使い易いです。いつも底を平坦に彫るのに苦労していましたが、この彫刻刀を使ったら少し楽にやれました。

自分用のギターでフィンガーピッキングが中心の弾き方なので、少し弦間を広めに取りました。(12mm強)

23_Acoustic_226 ぴたりとハマりました。この時点では強く押し込まないと入らないくらいで、入ると指でつまんで引っ張っても抜けません。後でもう少し緩くします。
23_Acoustic_227  ピン穴の入り口をテーパー状にします。
23_Acoustic_228 こんな感じになります。
23_Acoustic_230 大雑把に成形します。堅い木をザクザク削るときはこの正宗の青紙鋼の小刀か自作のハイス鋼の小刀を使うことが多いです。

弦のテンションを強めにしたかったので、ブリッジピンが刺さる部分は鉋で少し低くなるように削りました。

23_Acoustic_231 ピンホールをリーマーで広げます。使っているのは自作の(改造した)テーパーリーマーですが、できれば専用品が欲しいところ。(専用品はもう少しテーパーが緩いです)
23_Acoustic_232 今回、ほんの少しネックに角度を付けて仕込んでいるので、ブリッジは若干高めの設定です。塗装が終わった時点で弦高を勘案して仕上げます。これはひとまずここでおしまい。(2015/02/16記)

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