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#08 PRS Custom 22 Hollow Body p.06

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これはなんでしょうか。
  こうやって使います。あまり使い易くありません。次回やるときは、もう少し真面目に作ろうと思います。
  塗装の下地作りをします。ボディ全体を#240のサンドペーパーでサンディング。この段階で手を抜くと最後に響いてきます。頭ではわかってても、毎回最後にもうちょっとやっておけばよかったと思うのがこの下地作り。今回は丁寧にやろうと思います。ボディのバックはこんな感じ。写真ではわかりませんが緩い凸面にしました。今回のギターは「平面じゃなきゃいけない部分はすべて曲面にする」という考えで作ってます。トップは#240でサンディングするとだいぶツルツルしてきます。まだサウンドホールやコントロール類を取り付ける部分の窪みが綺麗ではありませんので、もう少し手を入れなければなりません。写真ではよくわかりませんが、前日よりもホーン部のエグれを強めにし、ボディの淵を凹ませて、ボディの凹凸がはっきりするように削ってます。
  ネックは細めに。ネックは細くしたつもりでも、細くなってない場合が多いです。このギターはボディが空洞で軽いので、持ったときのバランスを考えて、ネックやペグを軽くします。ネックはいろいろな方向から光を当てて、その影を見て、真っ直ぐに成型できているか、綺麗に曲面が作れているかを見ます。そこから実際に弾くときと同じように持って、ローポジションからハイポジションまでスムーズに移動できるかなどを確認しながら調整していきます。好みが一番出る部分かもしれません。他の人が弾いたときにどう感じるかはわかりません。
  ボディもいろいろな方向から光を当てて、その影を見て形状を確認します。いろいろな方向から光を当てて、影を見ながら形状を確認します。もう少し形状を整えてから#400のサンドペーパーでサンディングして塗装の下地作りはほぼ終了。(2012/09/25記)
  目止めです。今回はシェラックとパミスで目止めしてみようと思います。濃いめに作ったシェラック液を塗って、それが乾いたら、タンポにパミスをちょっと付けて、それにアルコールを垂らして、シェラックが塗られた木の表面を擦ります。パミスが木を削りながら一緒に導管に入り込み、アルコールで溶けたシェラックがそこに流れ込んで導管が埋まっていきます。クラシックギターやバイオリンを塗装するときに使われる手法ですが、別にエレキギターでやってもいいですよね。あまりやる人はいないみたいですが。
  で、やってみると、これが大変。すごく時間がかかります。だからあまりやる人がいないんでしょうね。特別な設備がいらないし、音も臭いも出ない(アルコールの臭いぐらい)ので、家の中でやるにはいい方法だと思いますが。写真は一回目の目止め後。
  同じく一回目の目止め後。まだ導管が埋まってません。
  これが二回目の目止め後。もう少しで完全に導管が埋まります。
  ボディの方はこんな感じ。いろいろな方向から光を当てて確認したところ、ボディの方は導管が埋まったようです。見逃しがあるかもしれませんが、そのときはもう一回目止めすれば完全に導管が埋まるでしょう。
  ボディのトップに着色です。事前に#600のサンドペーパーで表面をツルツルにしてあります。ワインレッドのステインに黒のステインを少し加えたものをボディの淵の部分に刷り込むように塗ります。
  ボディの淵に塗った濃い赤が乾いたら、#600のサンディングペーパーでサンディグして色が着いている部分と着いていない部分の境目をぼかします。その上にワインレッドのステインを刷り込むように塗ります。ステインが乾いたら、#600のサンディングペーパーで全体をサンディングして色の濃淡を調整し、またワインレッドを塗ります。これを何回か繰り返して、最終的な色合いに調整します。
  これがほぼ最終的な色合い。この上にクリア層を作るともっと深みのある色に見えてきます。(2012/09/26記)
  自作の際用のスクレーパーの初使用です。バインディング風のエッジについたステインを削り落とします。着色前にマスキングしてあったので、すぐに終わります。こんな用途にしか使いそうにない道具ですが、あったらあったで便利かなっていう道具です。
  この部分はボディの側面に対して垂直ではないので、自作の際用スクレーパーが使えません。彫刻刀を指でガイドしてステインを削り落としています。この方法がなかなか正確に作業できます。全部この方法でやってもいいかもしれません。(専用の道具を使った方が気は楽です)
  できました。4号機もバインディング風のエッジですが、今回は目立つように少し削る幅を広げています。広げたと言っても0.5mmくらいですけど。
  色止めをするためにシェラックを塗りました。シェラックをサンディングシーラーとして使うやり方もあるそうなので、今回はその方法でやってみます。
  ボディのバックですが、目止めが終わった状態で、けっこうツルツルなんですよねー。このままシェラックを使って最後まで行こうかと思い始めています。あまりエレキギターでフレンチポリッシュで塗装する人はいないかもしれませんが、ラッカーのようなイヤな臭いもなく、やり直しも効くのがいいなと思います。ちょうどウクレレの塗装をフレンチポリッシュでやっているので、これもそうしよう!(2012/09/28記)
  なんとか目止めができたヘッド。どことなく和風な感じがします。気のせいでしょうか?
  全体的にだいぶツルツルになってきました。どうもフレンチポリッシュというのは極少量のシェラックをオリーブオイルを付けて刷り込むように塗って行くらしく、一度に塗られるシェラックの塗装膜は極薄です。40回も50回も塗るとか。すでに10回近く塗っているので、あと30回程塗ったら、オイル研ぎしてみようと思います。(2012/09/30記)

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