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#09 Felipe Conde Type P.05

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  カッタウェイ部分は側板がネックに沿うように接着されます。側板の厚み分だけネックを削ります。
  ノコギリで切れるところまで切って、あとはノミで削ります。
  側板の切れ端を当てて、ネックと面一になっているか確認しているところ。
  表板が接着される部分もネックと面一になるように削りました。ここは表板を接着してからまた調整します。
   ヒール部がだいたいできました。
  ヘッドもだいたい完成。
  ということで、ネックはほぼ完成。握りの太さは、何度も直線を確認し、握ってみて違和感がない形状かを確認しながら調整しました。
  指板の厚み落としに戻ります。まだ6.7mmくらいあります。6mmまで削ります。あと一日かかるかな。スクレーパーだけで削るのも、指が疲れるし飽きてくるので、ときどき写真のようなサンディングブロックを作って、それにサンドペーパーを貼付けて削ったりしてます。(2012/10/29記)
  なんとか指板の厚みを6mmまで落としました。フレットの溝を切ります。指板に中心線を引いて、長い物差しを固定し、フレット位置に印をつけてから、写真のように直角が出たものを物差しにあてがって、小刀やカッターでフレット溝を罫書きます。
罫書いた線に刃を落とすようにして、極薄刃のノコギリで1mmほど切り込みを入れます。ゆっくりやれば脱線しません。
  フレット溝の幅のノコギリで溝を切ります。これはフレット溝専用として売っているノコギリで、切り幅は0.56mmです。アクリルのストッパーがついていて、決まった深さ以上に溝が切れないようになっています。写真は切り込む溝の深さを測っているところ。使うフレットの溝に埋まる部分が1.5mmですので、切り込む溝は1.5mm強くらいに設定します。
  切ります。極薄刃のノコギリで切り込みが入っているので、ゆっくりやればマイターボックスのような治具を使わなくても真っ直ぐ切れます。ここは失敗が許されないので真剣勝負です。以前はアルミのアングルをクランプで固定してこの作業をしていましたが、5号機からそれをやめて、ガイドを使わずに切るようにしています。
  切れました。溝切りに使った道具と記念撮影です。
  ネックに乗せてみました。ネック側に少しだけ削り代を残しているので、指板を接着した後で、指板とネックの面一になるように削ります。(2012/10/29記)
  ネックが大方できたので、次はネックに側板を接着できるように加工します。カッタウェイではない方の側板から。ネック側の側板が差し込まれる溝は、指板側で中心線から10mm、裏側で中心線から5mmの位置まで彫られています。そこに差し込むわけですから、側板の端も少し斜めに切ります。
  ノコギリで真っ直ぐに切ります。真っ直ぐ切れない場合の方が多いです。そんなときはヤスリやカンナで修正します。
  差し込んでみましたが、奥まで入っていきません。溝の奥の方が綺麗にさらえてなかったり、溝の幅が一定ではなかったり、いろいろな原因があります。この溝は多少広くても、裏側から楔を入れればいいので、ピッタリの幅になっていなくてもいいかもしれませんが、作り手としては、こういうところはピッタリ切りたいと思う。木工は切り過ぎるとアウトなので、どうしても消極的な切り方になって、その結果、こういうところがキツくて入らないということになることが多いです。
  微調整を繰り返して、ぴったりと側板がネックにはまりました。一旦ここでモールドに入れて、側板のエンド部分の切る位置を決めます。
  小刀でボディの中心で側板が切れるように印を付け・・・(この後、側板をモールドから外して、スコヤを使ってノコギリで切る線を描いてます)
   モールドから出して側板をノコギリで切って、また側板をモールドに入れて確認。いいようです。
  反対側も同様に。
  だいたいいいようです。こんも後、カッタウェイがある側が、ノコギリが少しぶれて直線に切れなかったので、ヤスリで修正しました。
  修正後の写真。写真では影があってぴったりに見えませんが、切り口はぴったり合ってます。この部分は後で切り取ってしまうかもしれないので、それほどこだわる必要はないのかもしれません。
  長さ方向が決まったので、今度は幅を調整します。テール側95mm、ネック側85mmの型紙を貼付けてます。
  型紙の寸法になるまで削ります。ここではカンナと小刀で作業しています。
  側板2枚の幅が調整できました。
   カッタウェイの部分も幅を調整。
  次にエンドブロックを作ります。マホガニーの端材から適当な大きさのものを選んで製材します。
  モールドにいれた側板のエンド部分のRを写し取って、カンナで削って成型します。写真はサンドペーパーでざっとサンディングした後のもの。
  側板に当ててみて、隙間ができなければオッケー。これがなかなかピッタリの形になりません。
  ネックの側板が接着される部分はぴったりに加工できているようです。あ、ネックの高音弦側に側板と同じ木を差し込まないとダメですね。作るのを忘れていました。
  次回は、エンドブロックを接着して、側板をネックに接着するという段取りになるでしょうか?この辺りまでくると、だんだいギターの形が見えてきます。(2012/11/01記)

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