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雑感など〜無理かなー、フルアコ作り


最近作り始めた13号機がアコースティックギター、次に作る予定のギターが19世紀フランスのギターであるラプレボット。その次に自分でデザインしたフルアコをと思ってたけど、材料費が出せそうにないから、フルアコは延期かな。図面を描いて盛り上がってたんだけど、どうも無理そうだ。

最近やっとギターらしいものが作れるようになってきたから、そろそろ難しそうなフルアコをと思ってて、まあまあの材料で作りたいと部材の積算をしててらその合計金額を見て盛り下がってしまった。

二ヶ月に一本ペースでギターを作って木工の練習をしてるわけですが、材料代と道具代がけっこうかかる。作っても売れるわけでもないから全部が投資。
置き場所もなくなってきたから、ちょっと考えないといけないなー。

もう弾きたいギターってそんなにない。まだ作ってないのはフルアコとセミアコで、それ以外ではクラシックギターを作り直したいという程度。それだって本当に欲しいのかもよくわからない。

作れば増えちゃうし、売れるようなものが作れてるわけでもないから、どうしても増えちゃう。あまり所有したいという欲も減ってきたところでこの状況だから、ちょっと苦しい。

でも作り続けないと上手くならないしね。ちょっとずつしか上手くならないから、たくさんやらないといけないしね。そんなに器用じゃないから。下手だなあと思いながらやってる。

コンピューターのソフトウェアを作り始めた頃、それが今の本業になってるわけだけれど、早く覚えたくてCコンパイラを買って、小さなOSのソースコードやemacsのソースコードを丸写しした。自然にソースコードが指から出てくるような感覚になるのが近道だと思ってそうしたわけだけれど、ものすごい時間がかかったのを思い出す。
それと似たことをまたやってるような気分。

最近、なんとなく自分にとっての良いギターが見えてきた感じ。
何が良いかというのは多分に主観的なものなので、他の人が考える良いギターとは違うかもしれない。

良い音が出るギター。楽器ですから。これも好みがあるだろうし用途にもよる。定義するのが難しい。
デジタル機器を多用して録音するなら、たぶん素直な加工しやすい音がいいだろうし、人に聴かせる機会が多いなら前に出る音がいいだろうし、部屋で人にで楽しむなら音が拡がった方がいいだろうし。
多用途なものを作るのが良いという考え方も、特定用途に特化したものを作るのが良いという考え方もある。
僕の好みは、部屋で楽しむのに特化したものだけど、状況が変われば違うものを求めるのだろうと思う。
もっとも、まだ狙える程の実力がないけど。

弾きやすいギター。弾く曲によって弾きやすさの基準が変わるような気がしてますが、これは自分で作る限り自分の好みを狙いやすい。指板の幅やR、弦長や弦高、重量バランス、重量、仕上げ、ボディの大きさなど、一応、自分の好みはある。
他人のギターとなると難しいけど、体格や手の大きさ、演奏スタイルなんかがわかれば、それなりに狙っていく。

飾りが控え目なギター。楽器としての機能を重視する。飾りたかったら飾ればいい。芸術作品を作るつもりはないので、飾りに時間かけるのは本意じゃない。

長く使えるギター。上の3つの条件が満たせたら、これを追求していくと思う。
バイオリンの名機が長い間使える状態で現存する。ギターだってそうなっていいはず。使用方法や保管方法などの環境に影響を受けるから、誰が所有しても同じように長く使えるわけじゃない。それでも、ある程度の条件を満たせば、長く使えるというのは目指したいところ。
現時点で考えてるのは、修理や調整の対象になることが多い箇所は手を入れやすくすること。これが一つ。名機といわれるバイオリンだって何度も修理を受けて生き延びてる。長く使われるということは、修理をするのが自分じゃないという可能性が高くなるということだから、修理はやりやすい方がいい。
二つ目は加工方法を工夫する。相手は木だから個性がある。どれくらい木の個性を見ることができるか。まだよくわからないけど、見て触って叩いてということを心がける。
電気の道具を極力使わないのもこれが目的。木をむしって削るようなことはなるべく避けたい。木工の技術が高くならないと絵空事になってしまうけれど、木の繊維を潰したりしない切削加工ができたらいいなと思う。
繊維を潰したり切ったりすれば、湿気を吸い易いでしょ。だから繊維方向に削るときは繊維を剥がすように切って繊維を傷つけないようにできたらいい。繊維方向に直交する部分は空気に触れないようにする。

加工したいようにやろうとすると、それに適した刃物が必要になってきて、売ってなかったら自作しないといけない。

なかなかできません。
終わりが見えませんな。

孫の孫の代まで使えるギターなんて作れたらいいな。200年くらいかな。GDPの足を引っ張るようなギターです。笑
さすがに200年も経ったら、GDPなんて意味がないと気づいた世代に変わるでしょ。
白かったギターが何代もの人の手に触れて飴色になって光ってるみたいなやつ。
産まれたばかりの赤ちゃんにおじいちゃんがギターの音を聴かせるの。その赤ちゃんが大人になって、子や孫にギターを弾いて聴かせるの。

その時代まで人が生きていられるのか、木材が手に入るのか。
もし人も木も生きていられたら、きっと古いギターを修理して弾こうという変わり者も出てくるでしょ。

今自分がやってることの終わりを自分が知ることはない。
終わりは見えないんですな。

これ、面白いな。

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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