交差する長いブレーシングに接する短いブレーシングは、長いブレーシングに差し込むようにして接着します。表板は少し湾曲しているので鉋で削って湾曲に合わせます。
こちらも同様に。
全部貼りました。
一日置いてブレーシングの接着が終わった表板。
ブレーシングを山型に削っていきます。
端はこんな形に鑿で削ります。
だいたいの形が出来たので、ここから音質の調整です。
2時間くらい表板を叩いてちょっと削ってを繰り返して完成したブレーシング。ギターを作っている気分になる作業です。
裏板も湾曲しているのでブレーシングもそれに合わせて削ります。
湾曲した形に削った治具からブレーシングに円弧を写します。
鉋で削ります。
治具に当てて形を確認。
今回は裏板の接ぎ合わせ部分の補強に和紙を使ってみます。和紙は引っ張りに強い紙ですから、こういう使い方もできると思います。膠をたっぷりつけて接着しました。乾くとカチカチです。
クランプがたくさんないので、ブレーシングを3本接着して、最後の一本を接着したのは翌日でした。
ブレーシングを山型に削って完成。
次は側板の曲げ加工かな。
製作記録はこちら。
ディスカッション
コメントはまだありません。