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刃物を柄に挿げる


自作の刃物を柄に挿げました。柄は檜製です。柄に挿げる部分は左右5ミリほど細く、抜けないように若干テーパー状に削り、二枚の檜の板に刃の形の水を彫り挟んで接着後、鉋で成形してサンドペーパーで磨いてニスを塗りました。

部屋の中が檜の匂いでいっぱい。檜の匂いはけっこう強烈で好き嫌いもあると思いますが僕は好きです。幸せな気分になれます。

2013-11-21 23.59.41

 

檜には檜の、杉には杉の、スプルースにはスプルースの、ローズウッドにはローズウッドの匂いがあって、個体差で一枚一枚匂いの強さなんか違って、そういうのを感じながら木を削るのが楽しい。

写真では刃に大きな傷があります。グラインダーで削ったときに出来た傷ですが、これはヤスリで削って消します。

柄を挿げてから刃を研ぎ直して、ブリッジ一個を作るくらいローズウッドを削ってみました。なんとかブリッジ1個分くらいの加工ならいけるかなというところ。その後ルーペーで刃先を見たら、研いで真っ直ぐだった刃先はわずかにギザギザになっているのが確認されました。

この刃物は鉋が入らないような部分を鉋を当てたように平らに削るために作ったものです。差し鑿みたいなものか。なるべく刃を寝かせられるように柄は薄くしました。今思うと、刃を少し曲げて(反らして)柄に据えればよかったかもしれません。そんなに使用頻度の高いものではないので、これくらい切れれば多少の役には立つと思います。

今回使った安来鋼白紙の製造元である日立金属の資料によれば、水焼き入れ(水で急冷する方式)の場合775度付近で最大硬度になり、焼き入れ温度は760度〜800度が許容範囲です。実用的な刃物は、刃が付けやすい研ぎやすい、よく切れる、永切れするといった諸条件をバランス良くまとめないといけませんから、最大硬度だけが重要ではありません。今回焼き入れした刃物は、何度か研いでみて、硬く焼きが入ったように思いました。なかなか刃がつきません。焼き入れ温度が高かったのかもしれません。それが結果として靭性を損なうことになったのではないか。そんな風に考えています。次回やるときは焼き入れ温度をもう少し下げるようにしたいと思います。

そういうことを知ってても、実際にやってみると温度を鉄の色で判断するしかないので、それができなければ、知らないのと一緒なんですけどね。繰り返しやってみて焼け色を目に焼き付けないとだめですな。

刃物作りは鋼材を買って、刃物の形に加工して、焼き入れをして、研いでというだけなら取り組みやすいテーマです。あまり大袈裟な設備や道具がいりません。それっぽいものを作るなら簡単だし面白いと思います。

給料をもらったら、また鋼材を買ってやってみます。

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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