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Nature - 自然

傘を持って家を出る日


今日は雨。昨日も雨でした。子供の頃はよく傘をなくして親に叱られました。ぼんやりしているのでよく物をなくします。財布や時計なんかもよくなくしました。

財布は使う頻度が高いので仕方ないですが、傘と時計に関しては「なくすくらいなら最初から持たなければ良い」という根本対策をしています。

自転車に乗るようになって何度か経験しましたが、気温が0度を下回ったところで、雨と汗でずぶ濡れになった状態で2時間3時間と風に当たっていると、水が体の体温を奪って放出する量が体の発熱量を上回ることがあります。だいたいそんなときは、目眩がする、頭痛がするなどの症状が現れて、それを通り越すと自然に目が閉じてしまう=機関停止!みたいな状態になります。そんなときにエネルギー切れや脚の痙攣なんていうことになると、動けなくなるので危険度が増していく。

そういう経験は、たぶんギリギリよりはずっと手前の段階だと思いますが「ここから先は危ないかもしれない、ここまでは大丈夫だろう」という感覚をつかむために有用だったように思いますし、危機的状況に遭遇したときに自分がどう振る舞うかを知ってみたい。知ってみたいでしょ?

自転車ツーリングでは、一日に300キロ、400キロと走れば、当然のように気候の異なる土地を通過するので、暑いところも寒いところも、晴れているところも雨が降っているところもあるわけで、荷物をたくさん持てないという制約がある以上、我慢しなければならないことが多いものです。我慢の中に楽しみを見いだしていくというのも自転車遊びの醍醐味だと思っています。

街中で暮らしていれば、多少の雨に濡れても平気です。お洒落をしないので服のしわを心配することもないし、いざとなれば退避する場所はいくらでもある。体はすぐに自ら発する熱で乾くし、厚着をしなければ服だってすぐに乾く。

こんなことをしていると暇人だと思われるかもしれませんが、今年は傘を持って家を出る回数をなんとなく数えていました。12月20日時点で4回。朝家を出るときに大雨だったから傘を持って出たという回数です。会社に着く頃には雨が止んでいたこともあったので、1回か2回でも平気だったのかもしれません。

でも心配性だから、鞄の中にはレインカバーがいつも入っていて、鞄の中の電子機器は絶対に濡らさない備えをしています。

別に記録を狙っているというわけでもないので、来年の目標などはありません。なんとなく、こんなもんかという感覚がつかめれば、判断基準を自分の中に持てると思います。

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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