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Music - 音楽

変形アコースティックギター〜ヒールブロックとエンドブロックの接着


側板の部品が揃いました。だいたいこんな格好のギターになります。バイオリンのボディの形状をいただいたデザインです。これだとギタースタンドに立てにくいでしょうね。

24_Acoustic_056

ヒールブロックです。エンドブロックもそうでしたが普通の瓢箪型のギターと違って少し面倒な形です。ボディの加工にかかる時間は倍くらいかかりますが作る楽しみも倍くらいあります。

24_Acoustic_058

ヒールブロックとエンドブロックを側板に接着。モールドに入れて圧着した際に、モールドの内壁とブロックの形がぴったり合っていないと接着不良を起こしますので、ブロックの成形に手を抜いてはいけません。

24_Acoustic_060

このギターは小柄な人が弾くギターです。変形ギターといっても見た目の遊びの要素を多少は意識したものの、次のような設計上の視点を持ってこの形にしています。

外観

基本の形はGibsonのL-5です。これがなかなかボディが大きくて、標準的な体型の人が抱えても大きく見えるギターです。そもそも欧米人の体型を基準にして設計されている楽器は日本人には大きいのです。小柄な人が抱えるとブリッジからボディの後ろ側の最も面積の大きな部分が余計に大きく見えます。その部分を少し削ってやろうと思いました。ギターを弾く人がギターの大きさに圧倒されているように見えたら美しくありません。可愛く見えるかもしれませんが。

音量

ボディが大きいということは弦の振動を増幅する表板の面積も大きいです。振動する面積が大きくて共鳴する空間が大きいと大きな音が出ることになりますが、例えばこれまでに作ったMartin OOOタイプなどに比べるとかなり振動する面積が大きいので、多少、その面積を減らしても不満になるほどの音量の低下は見られないという判断があります。以前製作したLaprevotteタイプなどは、Martin OOOよりずっとボディが小さいナイロン弦のギターですが、それでも結構な音量が出ました。しかもこのギターはエレアコになりますので、音量の問題が顕在化することはないと考えました。

演奏性

肘が当たる部分にコンターを設けます。表板の面積が少し削られてしまいますが、音量の項目で書いたように大きな問題は起きないと考えました。外観のところに書いたように小さく見える工夫に加えて、弾く人が小さく感じる工夫も必要です。大きいと弾く度に身構えてしまい弾く機会が減ってしまうかもしれません。

製作記録はこちらです。

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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