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History & Culture - 歴史・文化, Motor Cycle - オートバイ

登呂遺跡・駿府匠宿・日本平・次郎長生家


10月10日。三連休の最初に日。失業してしまったのであまり三連休というのは関係ないのですが、なんとなく生活のリズムをカレンダーに合わせてしまいます。

今回は近場の静岡まで行って、のんびりと見たいものを見るのが目的のツーリングに出かけました。

出発は10日の朝5時半頃。天気は曇り。空気は澄んでいて富士山がよく見えました。写真は富士で撮影したもの。

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最初に訪れたのは登呂遺跡。小学5年生のときに家族で旅行したときに一度来たことがあります。

歴史の教科書に出てくる高床式倉庫を復元したもの。復元したものなので、本当にこういうものだったかは疑問ですが、竹や木をうまく使って作られています。

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これは住居。

まずはその外観。

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内側。強度の必要な構造材は木、壁などの構造材は竹。だいたいそんな感じです。縄は麻でしょうか?

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窓がないので昼間でも中は暗いですが、床が剥き出しの土でひんやりしています。

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部屋の真ん中で火を焚きます。

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煙で竹を燻して使ったのでしょう。

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これは階段です。高床式倉庫に登るときにこれを立てかけて使っていたようです。

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こちらは祭殿。大きくて立派な建造物です。出入り口も天井も高くはありませんから弥生時代の人の背が低かったのかと思いましたが、調べてみると男性の平均が164センチ、女性の平均が150センチと推定されているようで、それほど低くもないですね。

伊勢神宮などに見られる神明造の社殿はこの設計と踏襲したものに見えます。弥生人は渡来人だと言われていますが、文化的には渡来人のものが多いように思います。

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ちなみに縄文人と渡来系の弥生人の身体的特徴を比較すると下の表のようになるようです。(http://www.yoshinogari.jp/ym/episode03/body_feat.html より)

縄文人 渡来系弥生人
顔全体 ・幅が広く(横長)四角い
・彫りが深い
・上下に長い
・のっぺりしている
比較的大きい 鼻幅が細く低い
二重 一重(厚い)
厚い 薄い
歯のサイズ 現代人より小さい 現代人より大きい
噛み合わせ 上下の歯がぶつかり合う 上の前歯が下の前歯に
覆い被さる(現代人と同じ)
身長(推定平均) 男性:158cmぐらい
女性:148cmくらい
男性:164cmぐらい
女性:150cmくらい
体毛 濃い(眉毛も濃い) 薄い

僕は縄文人の少し背を高くした感じです。

集落の周りには小さな川が流れ米が栽培されています。

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これは古代米と言われるもの。

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売店で古代米のおにぎりが売っていたので試食。硬めに炊いたのか、もともとそういう食感なのかはわかりませんが、噛み応えのあるおにぎりでした。美味しいです。

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隣立する登呂博物館には弥生時代の日用品の数々が展示されています。

これは琴。小さなものです。もう少し大きなものも展示されていました。

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土笛。粘土を焼いて作ったものですね。売店で『土笛キット』が売っていました。

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機織り機。商店というものが現れたのが鎌倉時代と言われていますから、ほんの800年前までの日本人はなんでも自分で作らないといけなかったわけです。

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船。この時代は石を刃物にして削っていたので、これだけの窪みを掘るのは大変だったでしょうね。

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農具も木でできています。

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弥生時代には製鉄はなかったというの定説らしく、その定説によれば日本で製鉄が始まったのは5世紀頃だそうです。(弥生時代にも製鉄があったという説もあります)弥生時代末期に鉄器が普及し始めたのは朝鮮半島から持ち込まれたものだとも言われています。あまり詳しくないので僕にはわかりませんが、いずれにせよ、何もないところから、材料を探して道具を自分で作り、その道具で別の道具を作るということが当たり前の時代です。加熱して柔らかくした鉄を硬い石で叩いて成形できるのかどうかわかりませんが、もしそれができるなら、最初の金槌を作ることができるし、金槌を作れれば刃物も作れます。

面白いですね。そういうことをやってみたい。

この日はこの後、遅めの昼食を食べて藤枝市のビジネスホテルに宿泊。駅前のビジネスホテルでは駐車場がない場合も多いですが、たいていホテルの入り口の脇に停めさせてくれます。

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2日目は駿府匠宿です。二度目です。ここは楽しいです。

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駿府城の模型。立派な城だったようです。

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大名行列の模型。立派な模型です。

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日本一大きな下駄だそうです。材質はわかりませんでした。漆塗りで仕上げられています。

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このあたりでは駿府竹千筋という工芸品が有名ですが、これは竹で組まれて神輿です。見事です。

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これは現代の工芸品。白砂の蒔絵です。こういうのを見ると技法を考えてしまいます。

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午前中からいろいろな伝統工芸品を見て、昼食をとってからまた伝統工芸品を見て、3時のおやつを食べてからまた伝統工芸品を見てと、長い時間楽しみました。

また行きたいです。ここは面白い。

3日目は快晴でした。バイクを走らせていると気持ちいい。

最初に向かったのは日本平。富士山が初冠雪だったようで、上の方だけ雪を被っていました。

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たい焼きも気持ちよさそうに泳ぎます。

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箱根から眺める富士が好きですが、日本平から眺める景色も素晴らしい。

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近代の工業化の中で海の近くや川の近くにたくさんの工場が立ち並ぶようになりましたが、そうなる以前の景色を見てみたいです。無理ですけど。

ツーリングの〆に選んだのは清水次郎長の生家。

このおばあちゃん、ずっとここに座ってました。

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狭い部屋が二つしかない小さな家です。

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この生家を保存するための寄付を募っています。屋根と壁の回収工事。もう少しで目標額に達しそうです。

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家の中に井戸があります。

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登呂遺跡、駿府匠宿、日本平、次郎長生家。どこも魅力的な場所です。静岡に行く予定があったら是非立ち寄ってみてください。

帰りは箱根で少し渋滞に巻き込まれましたが、概ね快適な走行ができました。自宅から静岡までのんびり走って約3時間。早く職について、余裕を持ってまた行きたいと思います。

楽しい旅でした!

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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