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Music - 音楽

アコースティックギター Model Rの表板ブレーシングを加工する


一夜明けてブレーシングの接着が完了しました。
接着不良があると音のビビリの原因にもなりますので、この時点でしっかりと確認します。もし接着不良箇所があったらボンドを少しの水に溶いて流し込んで圧着します。滅多にそういうことはありませんが。

28_Acoustic_042

今回はすべてのブレーシングをMartin OOOタイプを作ったときより細くしています。小型のボディなので表板の自由に振動する面積を増やすのが狙いです。
調整代を多めに取りたかったので少し高めのブレーシングです。削り甲斐があります。

この作業は良く研いだ長い突き鑿を使います。スキャロップド加工をするときはバイオリン製作者使用するような反りのある突き鑿が使いやすいように思いますが、普通の突き鑿をうまく使えば十分にやれます。

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表板を時々タッピングして音質を確認しながら削っていったらこんな形になりました。こういうのは「形ありき」ではありません。この状態ではまだ若干ブリッジの高音側の響きが良くありません。たぶんもう少し削ると思います。

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ブリッジ裏のプレートは木目を斜めに使ったローズウッドの薄板です。厚みは2.5mm。いつもより薄くしています。

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ブレーシングに穴を開けてピックアップの配線を通す形式としました。

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側板を当てがってブレーシングの余分な部分を切りました。Xブレーシングは側板に当たるようにしますが、それ以外は側板には接触しない形式とします。

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音質はもう少し調整が必要に思いました。側板と接着した気持ちを抑えて、もう少し調整に時間を割きたいと思います。音質は表板の材料と厚みでほぼ決まります。ブレーシングの加工は若干の微調整のために行います。

28_Acoustic_048

初めてMartin OOOタイプを作ったときはまぐれで綺麗な音が出ました。2度目はすこし音の輪郭がぼやけたものになってしまいました。表板をタッピングしたときの音の性格がそのまま出たように思います。このギターは2年ほど頻繁に弾いている間にすこし乾いた音に変わってきましたが、低音の輪郭がぼやけた性格はあまり変わっていませんでした。3度目は固めのシャリっとした音を狙って木材の選定をしましたが、ほぼ狙い通りの音質でした。表板も乾いた音をしていました。次の作ったのはマーヤモデル。Gibson L5を基本にした変形ボディのギターです。これはエレアコとして作ったものです。表板の面積が減る設計なので表板を若干薄めに加工しています。エレアコとして使った場合はまあまあの音です。今回のギターはGibson L5を基本にして一回り小さなボディなので、マーヤモデルのときよりさらに表板を薄めに、ブレーシングを細く設計しています。Martin OOOタイプをやる前にエレキギターのようなアコースティックギターを作っています。ボディの容積が小さいので低音が出ずに音量も小さいですが音の伸びが良い。これはネックがとても細い作りです。今回はショートスケールで細い弦を張るのを前提にしていますのでネックを細く作ります。これまでに作ってきたアコースティックギターの良いところ取りをしようという狙いです。

kazz12211 について

Working as a OO programmer and enjoying music, bicycle and photography.

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