ブログを引っ越しました。新しいブログは工房便り〜TSUBAKI GUITARS&LEATHERです。
この投稿の続きです。
計測値の正しさとMQTTとの連携を確認するために、実際に漆風呂の中に機器を設置してしばらく様子を見ます。計測値は手持ちの温湿度計が示す値とほぼ同じになるように校正してあります。
プログラムが正しいことが確認できたら、追加機能の検討と機器を運用するためにケースに収めるといった作業を行います。センサーは少し長い線に取り付けてマイコンとセンサーを離します。漆風呂に穴あけ加工をしてセンサー部のみを中に設置します。
これが設置した時点の温度と湿度です。湿度はまあまあ、温度は少し高めです。
漆風呂の中の温度と湿度の変化が急にならずに、安定した状態を維持するのが大事です。バッテリーが切れるまで様子を見て安定度合いを見ておこうと思います。
夏期は、室温があまり高くならないように気をつけていれば、漆風呂内の温度は無難なところに落ち着くと思いますが、冬期は温度を維持できないので、漆風呂にコタツ用のヒーターを取り付け、マイコンからリレーを介してヒーターの入り切りを行うなどすれば、ある程度自動的に適切な温度を維持できると思います。漆風呂の中の空気は極力動かしたくないので、湿度の維持はミスト発生機などを使わずに濡れ雑巾を入れたりトレイに水を張ったりしてやることになると思います。
専門業者さんがこういう目的の機器を販売していますが、ざっと見たところ結構良い値段ですので自作する意味はあると思います。
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