工房開設に伴いブログはこちらに引っ越しました。
このページではギター作りをしながら自分で作った道具を紹介します。中には「作った」というのもおこがましいものもあります。
60cm x 45cmの広さの台です。この上にノコギリ台などを乗せて使うことがほとんどです。 ノコギリ台などが動かないように、ダボ穴をいくつか空けてあって、ダボで固定するようにしました。現在はボール盤を置く台になっています。(2014/04/15記) |
100円ショップで買った丸棒に溝を切ってサンディングペーパーを引っ掛けて使います。今は2種類の太さのものを用意していますが、もっと種類が増えるかもしれません。 |
アルミのアングル材を使ったサンディング用のブロックです。 長いのと短いのがあります。 |
ジグソーを逆さにして固定した台です。 夜の作業ばかりですから音の大きなジグソーを使う機会がありません。 まだちょっとしか使っていないので、使い勝手の評価ができていません。 |
フレットの高さを揃えるために使うものです。専用のヤスリも売っているようですが買わずにおこうと思います。アルミのアングル材(2mm厚で20mm x 40mm) で25cmくらいの長さに切ったものの内側に1バイ材の端材を瞬間接着剤の接着したものに、アルミの40mmの面に両面テープを貼り、そこに#400のサンドペーパーを貼ったものです。 |
側板を曲げる必要があったので急いで作りました。急な角度で曲げないといけなかったので、30mm弱の細いパイプ。ステンレス製の水道補修部品です。 60Wの半田ごてを分解してヒーターを取り出してパイプの中に入れました。パイプが短いので普通のアコースティックギターの側板は曲げられません。いずれ作り替えると思います。(2012/01/10記) |
端材で作りました。天板が少し右に曲がってついてしまいましたが、幸い、右利きなので好都合かもしれません。 一瞬、作り直そうかと思いましたが、使用上の問題はなさそうなのでこのまま使います。(2012/01/12記) |
小さな細工用の際カンナです。始めてのカンナ作りだったので習作ということになりますが、一応ちゃんと削れます。(笑)カンナ台はシャム柿で東急ハンズで買いました。刃は初弘の替刃式カンナで使われているもの。刃の押さえは1ミリ厚の真鍮板。際との距離を調整するストッパーは端材のメープルです。ストッパーは写真で言うと上下をひっくり返せば、直線の際と曲線の際に当てて削る幅を調整できるようにしました。 |
PRSのアーチを削ったときにこういうのが欲しかったので作ったもの。ノコギリの替え刃をグラインダーで削ってから、ダイヤモンドヤスリと砥石で刃を付けました。スクレーパー専用の刃を付ける道具があるようですが、持ってないのでなんとかダイヤモンドヤスリなどを使って刃をつけようと思います。これでもけっこう使えるので、これはこれでいいかな。 (2012/07/11記) |
バインディングについた塗料を剥がしたり、PRSのようなバインディング風にボディの角の塗料を削り落とすのに使う専用のスクレーパーです。黒檀にノコギリの替え刃で作ったスクレーパーを挟んで、刃の出方を調整できるようにしただけの簡単なものです。(2012/07/11記) |
いい鉋が手に入ったので、手持ちの古い平鉋を反鉋に改造。鉋で鉋を削って作りました。道具で別の道具を作る。なんだか少し人間らしくなってきたような気がします。(2012/07/14記) |
フレット打ったり、塗装するときに置いたりするのに便利なネック用の台を作りました。赤松修正材を張り合わせて、四方反鉋で丸く削って、スクレーパーで表面を仕上げて、コルクシートを貼って完成。(2012/07/14記) |
アコースティックギターのサウンドホールやロゼッタを埋め込む溝を切るための道具です。6mmのアクリル板を加工して作りました。強度精度共に満足できる道具です。(2012/08/30記) |
ジグソーの替刃をメープルの柄に仕込みました。ジグソーの替刃は硬くて曲がりにくいので、これでも結構真っ直ぐに切れますが、欲を言えば、もう少し切り幅が細いといいかな。(2012/08/30記) |
箱物のギターを作る時にあると便利なスプールクランプ。35mm径の米ヒバの丸棒を切って、6mmの全ネジボルトを通し、下側はナットで挟んで固定し、上側は蝶ネジで締め込むようにしています。材を挟み込む部分には3mmのコルクを貼りました。(2012/10/01記) |
安価なダイアルゲージを使ったシックネス・キャリパーです。ボディの端材だったメープル材を切り貼りして、上顎に2000円くらいで購入したダイアルゲージを取り付け、下顎にボルトを通して作りました。手で持つところを少し補強した方が良さそうですが、今のところ不具合はありません。(2012/10/13記) |
アコースティックギターを作るのに必要だったので作りました。半径16インチの弧になるように削ってあります。幅8センチ、長さ24センチ、厚み3センチ。コンピュータで製図した孤の形にアクリル板を成形して型を作り、檜材を重ねて接着したものを、カンナ、スクレーパー、サンドペーパーで削りました。(2013/01/25記) |
以前、ウクレレのブリッジを接着するときに使うために、小さなカムクランプを作りましたが、今度はギターのブレーシングの接着などに使うのに少し大きなカムクランプを作りました。材料は檜の角材の100円均一店で買ったステンレスのステーです。顎の深さは20cmちょっとで、顎の開きは15cmくらいです。(2013/02/02記) |
アコースティックギターの表板や裏板を接ぎ合わせるときに使う治具です。檜とタモを使いました。上の方に机の端を利用した同じ目的のものがありますが、机を広く使うために移動できた方が便利だと思い作りました。(2013/02/17記) |
作ったというほどのものではありませんが、切ったフレットを立てておく台です。指板の両側にバインディングを施した場合など、フレットの舌を切って溝に打ち込みますが、フレットによって長さが違うので、フレットワイヤを整理できると失敗が減ります。(2013/03/05記) |
めちゃめちゃ用途の狭い鉋です。トラスロッドの溝を手彫りするようになって、最後に溝の底を平らにする道具があった方がいいという考えから作ってみました。これを書いている時点では、実際のトラスロッド溝で試していません。(2013/03/07記) |
上の2枚の写真のものは刃幅30mmです。平鉋の刃を丸にして、白樫の台に挿げました。削り面の曲率は緩めです。刃の勾配も緩め。下の2枚の写真のものは刃幅は10mm。鋼材を購入して自分で焼き入れした作った刃を白樫の台に挿げました。削り面の曲率は緩めです。刃の勾配も緩め。 |
ブリッジピン専用のテーパーリーマーは高いので、市販の安価なテーパーリーマーを加工して作りました。市販のテーマーリーマー(SK5鋼製)を焼き鈍し処理をした後にヤスリやグラインダーでテーマー角を変え、焼き入れを処理をしました。 |
加工台が汚くなってきたこともあって作り直しました。少し贅沢に34ミリ厚の欅の一枚板を使いました。脚は杉を使い35ミリほど台が浮いた状態です。ストッパーは黒檀を使いました。(2014/04/15記) |
小物を加工するときに使う加工台です。Kiyondギター工房さんにお邪魔したときに見せてもらったのを見て真似ました。材料はハードメープルを使いました。 (2014/04/15記) |
古い加工台を捨てずに再利用して作った木口台。木口を直角に削るための治具です。 (2014/04/15記) |
アゴの深さが15センチのCクランプとノブ付きのボルトと爪付きのナットを利用して作ったブリッジ専用のクランプです。マホガニーとメープルの端材を利用したものです。 (2014/04/15記) |
サドル位置を計測するための物差しです。メープル材で作った直棒にステンレスの物差しを接着し、ローレット付きボルトのついたスライドする部品で弦長を決めてギターに当てることで、適正な位置を見つける定規です。(2014/04/15記) |
替え刃式の極薄鋸刃を柄に挿げただけのものです。たまたま柄が買えなくて作ったものですが、この方が使い易いので気に入っています。サウンドホールを切り抜く時などに使っています。(2014/04/16記) |
古い南京鉋を入手して内丸に改造しました。
白樫の板を貼って台の厚みを増やし、2ミリ厚の真鍮板を下端に取り付け。もともとは平鉋だったので、内丸になるように刃を付け直しました。(2014/04/24記) |
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