21号機はPRS Custom 22タイプのソリッドボディのエレキギターです。これは身内の者の就職祝いの贈り物になります。僕が買ったばかりのPRS Custom 22を見せたときに欲しそうにしていた中学生が大学を卒業し来春から社会人に。月日の経つのは早いものです。大学の学費を深夜までバイトして稼いだ若者の門出を祝うつもりで材料と部品をいつもよりグレードの高い物を選び渾身の1本にします。着手するのは年が明けてからです。4月に間に合わないかもしれませんが。 |
|
木材だけ先に調達しました。トップは5Aといきたいところでしたが、在庫がなくて4Aのフレームメープルにしました。バックはコリーナ、ネックはモンジュラスマホガニー、指板はエボニーです。 |
|
ピックアップを除くパーツ類が 届きました。今回はロックペグを使います。 |
|
ボディを作る準備です。テンップレーとからフレームメープルのトップ材に輪郭を写します。 |
|
こちらはコリーナのバック材。この21号機は20号機よりも先に製作を進めることになりそうです。(2015/01/19記) |
|
ボディのバック材の厚みを落とします。47mmで届いたコリーナ材を37mmに。トップ材が18mmくらいあるのでボディの最も厚い部分で55mmになります。(本家PRSはもう少し薄いでしょうか) |
|
37mmぴったりで平面が出たバック材。コリーナはとても削りやすい木材ですが、それでも鉋で10mm削るのには時間がかかります。(2015/01/21記) |
|
トップ材のフレームメープルをボディの輪郭にあわせてざっくりと切りました。凹んだところはドリルで穴をいくつもあけて引き回し鋸で切りました。 |
|
鉋と小刀で輪郭を整えました。硬い木口の部分を削るのにハイス鋼の小刀が活躍します。(2015/01/22記) |
|
バック材を切ります。トップ材と同様の方法でやります。 |
|
大方切り取ったところ。 |
|
トップ材とビスで固定してから成形。 |
|
凹んだ部分は小刀や鑿、それ以外の部分は鉋で削ります。 |
|
時々、ボディ側面がボディ表面と直角になっているかを確認しながら削っていきます。 |
|
途中でしたが時間切れになってしまったので、先にトップとバックを接着してしまいます。ここはタイトボンドで。 |
|
クランプで強く圧着します。(2015/01/23記) |
|
注文してあったピックアップが届きました。 DiMarzioのPAF 36th Anniversaryというタイプです。今回はネック側ブリッジ側共に同じ物を取り付けます。(2015/01/26記) |
|
ボディの輪郭の成形がほぼ終わりました。もう少し綺麗にしてからパーツ類を取り付けるための穴を開けます。(2015/01/28記) |
|
部品の配置を製図から写して穴あけをする位置を決めます。 |
|
アーチドトップのボディなので、ボディが平らなうちに、開けられる穴はすべて開けておきます。
例によってスコヤで錐の垂直を見ながら手回しドリルでゆっくり穴開けします。 |
|
すべての穴が開きました。
ピックアップホールは四隅に小さめの穴を開けておき、その間を鑿で掘ります。 |
ディスカッション
コメントはまだありません。