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#25 PRS Custom 22 Type p.01

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 21号機はPRS Custom 22タイプのソリッドボディのエレキギターです。これは身内の者の就職祝いの贈り物になります。僕が買ったばかりのPRS Custom 22を見せたときに欲しそうにしていた中学生が大学を卒業し来春から社会人に。月日の経つのは早いものです。大学の学費を深夜までバイトして稼いだ若者の門出を祝うつもりで材料と部品をいつもよりグレードの高い物を選び渾身の1本にします。着手するのは年が明けてからです。4月に間に合わないかもしれませんが。
25_PRSCustom22_001  木材だけ先に調達しました。トップは5Aといきたいところでしたが、在庫がなくて4Aのフレームメープルにしました。バックはコリーナ、ネックはモンジュラスマホガニー、指板はエボニーです。
25_PRSCustom22_002 ピックアップを除くパーツ類が 届きました。今回はロックペグを使います。
25_PRSCustom22_003 ボディを作る準備です。テンップレーとからフレームメープルのトップ材に輪郭を写します。
25_PRSCustom22_004 こちらはコリーナのバック材。この21号機は20号機よりも先に製作を進めることになりそうです。(2015/01/19記)
25_PRSCustom22_005 ボディのバック材の厚みを落とします。47mmで届いたコリーナ材を37mmに。トップ材が18mmくらいあるのでボディの最も厚い部分で55mmになります。(本家PRSはもう少し薄いでしょうか)
25_PRSCustom22_006 37mmぴったりで平面が出たバック材。コリーナはとても削りやすい木材ですが、それでも鉋で10mm削るのには時間がかかります。(2015/01/21記)
25_PRSCustom22_007 トップ材のフレームメープルをボディの輪郭にあわせてざっくりと切りました。凹んだところはドリルで穴をいくつもあけて引き回し鋸で切りました。
25_PRSCustom22_008 鉋と小刀で輪郭を整えました。硬い木口の部分を削るのにハイス鋼の小刀が活躍します。(2015/01/22記)
25_PRSCustom22_009 バック材を切ります。トップ材と同様の方法でやります。
25_PRSCustom22_010 大方切り取ったところ。
25_PRSCustom22_011 トップ材とビスで固定してから成形。
25_PRSCustom22_012 凹んだ部分は小刀や鑿、それ以外の部分は鉋で削ります。
25_PRSCustom22_013 時々、ボディ側面がボディ表面と直角になっているかを確認しながら削っていきます。
25_PRSCustom22_014 途中でしたが時間切れになってしまったので、先にトップとバックを接着してしまいます。ここはタイトボンドで。
25_PRSCustom22_015 クランプで強く圧着します。(2015/01/23記)
25_PRSCustom22_016 注文してあったピックアップが届きました。 DiMarzioのPAF 36th Anniversaryというタイプです。今回はネック側ブリッジ側共に同じ物を取り付けます。(2015/01/26記)
25_PRSCustom22_017 ボディの輪郭の成形がほぼ終わりました。もう少し綺麗にしてからパーツ類を取り付けるための穴を開けます。(2015/01/28記)
25_PRSCustom22_018 部品の配置を製図から写して穴あけをする位置を決めます。
25_PRSCustom22_019 アーチドトップのボディなので、ボディが平らなうちに、開けられる穴はすべて開けておきます。

例によってスコヤで錐の垂直を見ながら手回しドリルでゆっくり穴開けします。

25_PRSCustom22_020 すべての穴が開きました。

ピックアップホールは四隅に小さめの穴を開けておき、その間を鑿で掘ります。

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