初めて貝を使ってギターの装飾をしたのは3号機。江ノ島の土産物屋で分けてもらったアワビを切って使いました。
同じアワビは次の4号機でも使いました。
大きくて肉厚の貝殻でないと平面な部分を探すのが難しくて、折角、手に入っても使えないものも多いです。
スプーン4本、箸1膳、ギターのヘッドの漆塗りを終えて時間に余裕があったので、その1つを切ってみました。今回、友人からたくさん貝殻をもらったので、その中から使えそうな部分を探しながら、少しずつ製材しようと思います。
これは白蝶貝ですか。カフスやボタンなどでよく使われる貝です。
ミニルーターで切り取り線に溝を作って、糸鋸で切断するという方法をとりました。とても硬い貝なので切るのに苦労します。
最近は漆も扱うようになったので、蒔絵をするときに使うつもりでルーターで削ったときに出る粉は取っておきます。
切断したもの。黒っぽいのは貝殻の縁に近い部分です。これくらいあれば、ギター1本分のポジションマークとヘッドの装飾くらいならやれそうです。
ポジションマークなどは正直買った方が安いと思ってしまいますが、貝を加工する能力が身に付くと思えばやる意味があります。既製品にないものを作りたくなったときにその能力が活きてきます。
ルーターで削ったときに出る粉塵は粒子が細かく部屋を舞うので吸い込まないように注意した方がいいです。
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